もらって嬉しい“縁起が良い”お菓子♪ 福をつなぐ「フクロウのフロランタン」

フクロウのフロランタン 並べたところ

今年も残り三ヶ月ほど。秋から年末年始にかけては、人と会うことも増え、ギフトや手土産を贈る機会も多くなりますね。と同時に「何を贈ればいいのか」というお悩みも増える時期とも言えます。

そんなときは相手の好みのものやライフスタイルに合ったものを選ぶのがコツですが、素材や色、形におめでたい意味が込められていて、相手の幸福を願う「縁起物」を贈るのもおすすめです。

そこで今回は、素材も形もそして味わいもおすすめの、“縁起が良い”お菓子をご紹介します。老若男女問わず、ギフトにも手土産にも幅広く喜ばれる一品です。

“縁起のいい生き物”フクロウをモチーフにしたフロランタン

今回ご紹介するのは、鹿児島県にあるFUKU+RE(フクレ)の「フクロウのフロランタン」。日本では「不苦労」や「福来朗」という字が当てられたり、古くから“縁起のいい生き物”として親しまれてきた「フクロウ」がモチーフになっています。

フクロウのフロランタン イメージ

フクロウの形をしているのは、よもぎ風味の最中皮。その中に芋飴でキャラメリゼしたアーモンドとバターサブレが詰められています。

フクロウのフロランタン カット

ひと口食べると、最中の皮が「パリっ」と割れた瞬間、よもぎの香りがふわっと鼻をくすぐります。そしてすぐさまバターサブレとキャラメリゼされたアーモンドの「サクザクっ」という2つの食感が追いかけてきます。

一般的なフロランタンは割と固い口当たりですが、こちらは軽い口当たりなのが特徴的。だから食べやすく、よもぎの爽やかな風味、サブレのバター感、キャラメリゼの香ばしさと少しほろ苦い甘み、これら3つの味わいがバランス良く口の中に一気に広がります。

郷土の味わいや風習をアレンジして生まれたお菓子

「フクロウのフロランタン」はその見た目や味わいだけではなく、原材料にもこだわっています。平飼卵や小麦粉、本葛粉などの原材料は、お店の地元である鹿児島のものや九州産のものを使っています。

たとえば卵を産む鶏は、自然豊かな鹿児島の地で平飼いされていて、広い敷地内でのびのびと自由に野山を散策し、その後何も言わなくても全羽ちゃんと鶏舎へ帰るそうです。農家さんがストレスを与えない環境をしっかりと作り、1羽1羽に愛情をたっぷり注いで育てている証拠ですね。

他にもできるだけ無農薬、低農薬、オーガニックの厳選した食材を使い、添加物、化学調味料を一切使わないようにしています。

よもぎ風味の最中皮は、フロランタンとの組み合わせとしては珍しいものですが、これは鹿児島のある地域の風習が元になっています。

フクロウのフロランタン 手持ち

鹿児島と言えば「さつまいも」が有名ですが、生産が盛んな鹿児島県南九州市頴娃町では、古くからよもぎ餅に芋飴を絡めて食べる風習があったそうです。しかしこの地域で親しまれている食べ方であり鹿児島でも知らない人が多く、最近は食べる機会も少なくなってきているとのこと。

それを聞いたFUKU+REの店主が、さまざまな世代が親しみやすいお菓子にして風習を残すことができないか、と考えたことがきっかけとなり、よもぎ風味の最中皮との組み合わせが生まれたそうです。

鹿児島の食文化をつないでいくお店

FUKU+REは鹿児島出身の店主が、「鹿児島の食文化・食材をお菓子を通じ、次世代や県内外に伝えていこう」と始まったお菓子屋です。もともとは東京世田谷にありましたが、紆余曲折を経て、念願の鹿児島にお店を構えました(現在はオンラインショップがメインで、実店舗は不定期営業です)。

FUKU+RE

お店の定番でもある「ふくれ菓子」は、もともとは南九州の郷土菓子。小麦粉・砂糖・重曹を混ぜ合わせたものを、セイロでふっくらと蒸し上げた昔ながらのお菓子です。しかし最近では食べる機会が少なくなっています。

それを昔ながらの手法はそのままに、地元の素材を活かしつつ、味や見た目に洋菓子のようなテイストを加えることで、新しい「ふくれ菓子」として進化させました。

そこには、ふくれ菓子をもっと美味しく食べてほしいという思いの他に、「新しいふくれ菓子が話題になれば、むかし食べていた人はその味わいや風習を懐かしく思い出したり、作り方を親などに聞いたりするかもしれない。ふくれ菓子を知らなかった人は、鹿児島の文化や風習を改めて知るきっかけにもなる。そうやって鹿児島や自分たちのふるさとの食文化や風習を思い返して欲しい」という店主の強い思いがありました。

いまではテレビや雑誌など、さまざまなメディアで取り上げられるようになり、その思いは徐々に広がっています。

和洋折衷の味わいで、幅広く愛されるお菓子に

フロランタンは「フィレンツェの」という意味のフランスのお菓子。イタリア出身のカトリーヌ・ド・メディシスがフランス国王のアンリ2世に嫁いだ時にフランスに伝えられたとされています。日本でも、昔から焼菓子の定番のひとつとして人気です。

そんなフランス生まれの洋スイーツを、よもぎを使った最中の皮という和スイーツの味わいと組み合わせた「フクロウのフロランタン」は、幅広い世代に受け入れられる味わいのお菓子になっています。

ちょっとしたギフトや手土産にはもちろん、福をつなぐ縁起菓子なので、結婚式のプチギフトや引き菓子、出産内祝い、会社の創立記念など、さまざまなお祝いごとのシーンにぴったり。

手のひらで優しく包み込めるようなサイズ感や、パッケージの丸い小さな窓からひょっこり覗くフクロウの姿はかわいらしく、大人はもちろん、子どもにも喜ばれることでしょう。

フクロウのフロランタン 袋手持ち
フクロウのフロランタン 並べたところ