
(スイーツ芸人)
よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。第32回目は、フェルム ラ・テール美瑛のバターチーズサンドをご紹介します。
有名店「ラ・テール」の技術と北海道の食材がコラボした「フェルム ラ・テール 美瑛」
2017年、北海道美瑛町にオープンした「フェルム ラ・テール 美瑛」。こちらは、東京・世田谷の洋菓子店「ラ・テール」から誕生したブランドで、もともとお店で美瑛産の小麦を使っていた縁からできました。
店名はフランス語で「大地の農場」を意味し、「フェルム ラ・テール 美瑛」がある場所は、その名に相応しい広大な大地に佇む素晴らしいロケーション! 写真を見てるだけでも行きたい気持ちが高まりますよ。
美瑛産の小麦を中心に、北海道産の牛乳やバターを使ったパンや洋菓子、料理を手がけており、長年培ったラ・テールの技術と北の大地の食材のコラボがたっぷり楽しめます。

ギフトにもぴったり! 月間5万個も売り上げた大人気商品
「バターチーズサンド」 は、2019年、日本橋・コレド室町への東京出店を記念して作られたスイーツです。
販売以来話題になり、行列に並んででも買いたい!という声も多く、月間5万個も売り上げた、とてつもない人気っぷり!

バターとチーズを軸にしたサブレサンドは、ぼくも初めて食べたとき、その味に大感動。お店で買うこともできますが、この美味しさがお取り寄せできるのも嬉しいところ!
北海道の大地を思わせるような、鮮やかなグリーンの色が美しい。一つずつ丁寧に包まれているので、シェアもしやすいです。

箱もしっかりとした高級感もあり、大切な人にギフトで使いたい時も、安心して贈ることができますね。

北海道の食材を活かしたフレーバー
バターチーズサンドは、6種類の定番フレーバーが揃っています。

詰め合わせには「ダブルチーズ」「抹茶と黒千石」「ハスカップとホワイトチョコ」が各2個、「アカシア蜂蜜とりんご」「ルバーブと木苺」「生チョコとチョコチップ」が各1個、入っています。
どれも北海道の食材を活かした魅力的な味ばかりで、見た目の彩りも華やか!

まず食べたときに感動するのが、ベースとなる挟むバターチーズクリームの美味しさです。
バターとクリームチーズを合わせた特製クリームは、口の中でなめらかに旨味が溢れ出してくるような絶品のくちあたり。
たっぷり入ってるので、重厚そうにみえますが、食べてみるとふわっとしたエアリーな軽さもあって、「なんだこの食感は!」とびっくり。もう、このクリームだけでも買う価値あり。

それなのに、このクリームを挟むサブレもクオリティが高すぎて、ほんとに罪なお菓子(笑)。
「美瑛の風」というオリジナルブレンドの小麦粉で作られており、香ばしく厚みのある生地が特徴です。ザクっとした力強さありつつ、ほろっと崩れるような繊細さもある食感が、とってもいい。
サブレのインパクトが強いとクリームの味わいが薄れるかと思いきや、サブレからはほんのり塩気も感じられて、クリームの甘さも引き立つような仕上がり!
クリーム、サブレ、どちらも一級品のスター選手がいっしょにプレーしてるみたいな、豪華な組み合わせ。どちらも持ち味が活きてくるバランスが、本当に素晴らスィーツです!
3つのお気に入りをご紹介!
6種類のフレーバー、どれも美味しいのですが、ぼくのお気に入りの3つはこちら!
一つ目は「ダブルチーズ」。

クリームチーズとマスルポーネ、2つのチーズを組み合わせた、旨味とコクが凝縮したチーズクリーム。
解凍して食べるとより甘みも強くなりますが、半解凍くらいで食べるとチーズアイスのような爽快感もあって、これもまた最高!
二つ目は「ハスカップとホワイトチョコ」。

北海道産のハスカップを使ったクリームに、ホワイトチョコを合わせたもの。
チーズのクリーミーさとハスカップの甘酸っぱさが相性良く、ホワイトチョコの食感も心地良い! デザートのような立体的でリッチな甘さが楽しめるつくりが好きです。
三つ目は「アカシア蜂蜜とりんご」。

北海道産のアカシア蜂蜜を使ったクリームに、カットしたりんごを合わせたもの。
コクのあるチーズを優しく包むような蜂蜜のまろやかな甘さ。りんごのシャキシャキ感もいいアクセント! 紅茶と合わせて食べたい甘さです。
近年はバターサンド系のお菓子はトレンドにもなっているので、「フェルム ラ・テール 美瑛」のバターチーズサンドも、これからますます注目です。
贈り物にも、自分へのご褒美にも、ぜひ色んなシーンで使ってみてくださいね。
ナイスィーツ!