ひんやりなめらか&ザクザク食感!老舗和菓子店が挑んだ匠の技×フランス菓子の新名物

AKAGANE(アカガネ)【ヌガーグラッセサンド】 3個入り 別子飴本舗(べっしあめほんぽ)
平岩理緒さん
スイーツジャーナリスト
スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。

愛媛県新居浜市で明治元年に創業、150年以上の歴史を持つ「別子飴本舗(べっしあめほんぽ)」は、老舗ながら近年は色々と新しい取り組みをされている和菓子店です。

2024年秋、8代目の越智靖夫さんがクラウドファンディングで先行予約受付を発表し、大きな手応えを得たのが、この「AKAGANE」。好評を受けて、2024年12月からオンラインでの一般販売がスタートしました。

看板商品であるミルクベースのソフトキャンディー「別子飴」の名は、かつて日本三大銅山の1つとして栄えた「別子銅山」が近いことに因みます。「AKAGANE(=銅)」もまさにそこからのネーミング。銅山は昭和48年(1973年)に閉山しましたが、遺構は日本近代化産業遺産に選定され、“東洋のマチュピチュ”と称され、多くの観光客が訪れています。

私は以前、「別子飴」の製造工程を見学したことがありますが、水飴と乳製品、砂糖にフレーバを合わせて銅釜で炊き上げた熱々の飴を長く引きのばす光景は、実に迫力がありました。シンプルに見えて、その日の温度や湿度に合わせて、職人が微調整する匠の技。

そんな飴の技術を活かしつつ、南仏発祥の伝統的なフレンチのデザートとして知られる“ヌガーグラッセ”をヒントに、この新しいお菓子を考案したのだそう。

ヌガーグラッセは、蜂蜜を加えたイタリアンメレンゲと泡立てたクリームを合わせた生地に、キャラメリゼしたナッツやドライフルーツなどを入れ、冷凍して固めた氷菓です。

「AKAGANE」はこれにならい、キャラメリゼしたアーモンドとピスタチオに、愛媛県名産の大粒の中山栗も刻んで加え、生地にクリームチーズを加えたオリジナルのヌガーグラッセを創作。シナモンが香るクッキーでサンドしました。ナッツと栗のゴロゴロザクッとした食べ応えのある食感と、ひんやりなめらかにとろけるクリーミーなヌガーグラッセの食感の対比が楽しい!

コーヒーや紅茶とはもちろん、程よいスパイスの風味が上質な大人向けの味わいで、ワインやウィスキーといったお酒との相性も抜群。冷凍スイーツなので保存可能期間も長く、食べたい時に1つずつ楽しむことができます。

機械で大量に作るお菓子ではなく、限られた数量で、職人が丁寧に手作りしていることを象徴するかのように、クッキーには、人の手で銅山を掘り進めた時代に使われた道具、つるはしの絵柄の焼き印が押されています。赤銅色で統一された個包装や箱のデザインもお洒落ですね。

自分へのご褒美にはもちろん、母の日や父の日、お友達へのギフトなど、身近な方への贈り物にもぴったり。新感覚のご当地スイーツとして、注目されること間違いなしです!

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スイーツ情報WEB「幸せのケーキ共和国」主宰。スイーツジャーナリストとして全国銘菓に精通し、TV・雑誌等各メディアで発信。「All About」スイーツガイドも務める。イベント企画や司会、企業や自治体のスイーツ開発など幅広く活動。セミナーや製菓系学校での講師も務める。TVチャンピオン「デパ地下グルメ選手権」優勝。著書に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)、『まんぷく東京 レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)等。『厳選スイーツ手帳』・『厳選ショコラ手帖』(世界文化社)を監修。