日本の伝統的な「和菓子」の魅力を継承しながらも、今の時代に合わせて新しいお菓子として進化を遂げた「ニューウェーブ和菓子」が注目を集めています。そこで、今回は、和菓子女子のせせなおこさんが厳選したニューウェーブ和菓子をご紹介します。

和菓子女子
あんこや羊羹とのマリアージュ!新感覚チョコレート
日光の老舗和菓子屋「日昇堂」から令和1年に誕生したチョコレートブランド「TENTO」。新しさの中に、今まで大切にしてきた「和」のエッセンスも加えたチョコレートを作っています。
そんなTENTOが作るチョコレート「ANN&YOUKAN」は、あんこや羊羹をチョコレートでコーティングしたた新感覚のおいしさを楽しめるセット。雅(みやび)や日和(ひより)、春隣(はるどなり)など、日本らしい名前が付けられていて、名前からも「どんな味がするんだろう?」と想像するのが楽しくなります。
また、和の素材と洋のチョコレートの組み合わせも、8種類全てが異なります。いちじくの入った羊羹をホワイトチョコレートでコーティングするなど今までにはなかったマリアージュを楽しめるチョコレート。自分へのご褒美にもギフトにもおすすめですよ。
伝統菓子とコーヒーのコラボ!レトロかわいいお菓子
大阪にあるお菓子屋「むか新」の珈琲しぐれです。明治25年(1892年)、創業当時から作っている伝統菓子「むらしぐれ」に職人が丁寧に練り上げてつくった珈琲羊羹を組み合わせました。
むらしぐれは、あん、砂糖、米粉を混ぜたものを蒸したお菓子で、素朴な甘みとほろっとした口溶けのいい食感が特徴。それに、珈琲羊羹を加えることで、リッチで新しい味わいを楽しめます。
珈琲羊羹の珈琲豆は、和歌山の人気力フェ「FAVORITE COFFEE」のスペシャリティーブレンドを使用。愛され続けたむらしぐれは、今の時代にあったカタチに変えることで、若い方にも受け入れられる一品に!レトロかわいいパッケージなので、ちょっとしたギフトにもおすすめですよ。
もっちり、ぷるん、とろん♪わくわく楽しめる進化系わらび餅
見ているだけでわくわくする新しい和菓子を作る「すずや」。和菓子の伝統が持つ美意識や奥ゆかしさを大切にしながらも、まだ見ぬ新しい和菓子を創り続ける、という思いのもとお菓子作りをされているお店です。
そんなすずやが作る「5種のわらび玉」は、わらび餅の中に5種類のあんこが入っているセット。あんこの種類は白柚子、黒胡麻、ずんだ、あずき、マロンと多様なラインアップ。中に入れるそれぞれのあんこに合わせて、糖量や硬さを調整しているので、素材の香りをしっかりと楽しめます。
食べると、わらび餅のもっちり感に驚きます。そして、ぷるんとした弾力がありつつも、口の中ではとろんととろけて、それぞれんのあんこのおいしさが広がります。5種類の味を楽しめるわらび餅は、女子会などの手土産にすればきっと盛り上がりますよ♪
かわいくて思わずジャケ買い!和菓子になったフルーツポンチ
福岡県にある和菓子と駄菓子のお店「ひつじや」が作るフルーツポンチの羊羹です。まず、羊羹が入っているパッケージからインパクト大!イラストは、BRUTUSやPOPEYEなどのファッション誌を手掛ける長嶋五郎さんが描いたもの。思わずジャケ買いしたくなるかわいらしさです。
そして箱を開けると、キラキラと美しい羊羹がお目見え。底には、杏仁風味の羊羹、上には、パイン、オレンジ、あんず、キウイ、チェリー、木苺、白玉が寒天で固められており、とっても華やか。レモンソーダシロップも一緒に入っているので、お好みでかければレモンの爽やかな味わいが広がります。
見ても食べても楽しいフルーツポンチの羊羹は、ギフトにぴったり。お子様がいるご家庭への手土産にも喜んでもらえそうです。
他にも、おとりよせネットでは、手土産やギフト、自分へのご褒美にぴったりのハイセンスな和菓子をご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!