毎日食べたくなるような美味しさ。やさしくて誠実な味わいのレモンケーキ/【連載】達人おすすめのお取り寄せ

レモンケーキと焼き菓子setA OKASHIYA Karhu
スイーツなかのさん
(スイーツ芸人)
早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、テレビ番組に多数出演。行政と取り組み監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動中。

よろスィーツ!スイーツ芸人のスイーツなかのです。

吉祥寺の隣にある、西荻窪。路地裏を歩くと、こじんまりとした素敵なお店がたくさんあって、行けば行くほど好きが増える街。親戚の家も荻窪にあり、この辺りは昔から馴染みがありますが、ここ数年は、お菓子屋さんがほんとに増えている印象を受けます。

パティスリーもあるけど、どちらかというと、焼き菓子を手がけるお店が圧倒的に多い。独自の世界観がしっかりとあって、オリジナリティ溢れるつくりに、西荻窪らしい温もりを感じるのです。

そのなかでも、「OKASHIYA Karhu(オカシヤ カルフ)」は、ぼくがいろんな人に推してる、お気に入りのお店です。もともとはシェアキッチンでお菓子を販売していましたが、2021年、西荻窪にて路面店がオープン。

名物のレモンケーキをはじめ、パウンドケーキやクッキー、お酒にも合うような焼き菓子もあって幅が広い。店頭に並べられた、たくさんの焼き菓子を見てるだけでも、幸せな気持ちになります。

お店は週4日の営業なので、タイミングが合わなくて、なかなか行けないという方は、ぜひお取り寄せしてほしい。今回セレクトしたのは、ぼくが食べてもらいたい、おすすめの焼き菓子の詰め合わせです。

まずは、「レモンケーキ」。

これ目当てに来る人も多いほど、看板のお菓子です。広島県産の大長レモンを使ったもので、酸味と香りのバランスが、レモンケーキにぴったりなのだそう。

ひと口食べると、生地のふっくらしっとりした食感に心を掴まれ、甘さと酸味の心地よい一体感に感動。シンプルだけど、毎日食べたくなるような、やさしくて誠実な味わい。大人から子どもまで、みんなが笑顔になれる美味しさが、このレモンケーキには詰まってます。

そして、「エダムチーズと塩のクッキー」も、心から食べてほしいお菓子。

エダム、パルメザン、グラナ・パダーノと3種類のチーズに、ゲランド塩を使ったクッキーです。チーズの風味をしっかりと感じ、甘さと塩気のバランスが絶妙で、カリカリっとした食感もすっごくイイ。ワインが好きなひとには、おつまみとしても抜群です。

しょっぱい系だと、カレー味の「マサラカシューナッツ」も最高。ライムリーフも合わせた、スパイス感のある味わいは、一度ハマったら抜け出せない。お酒が好きなひとには、いっしょに食べてもらいたいです。

甘いクッキーだと「バターガレット」の香ばしさはたまらない。サクサクとした食感から、芳醇なバターの風味がふわっと口にひろがります。

カカオニブとゲランド塩を使った「塩チョコガレット」もおすすめ。ビターな甘さのなかで、程よい塩気がアクセントになって、チョコ好きの人も大満足の美味しさ。

どの焼き菓子もそれぞれの魅力があって、お菓子好きにはたまらない詰め合わせです。

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レモンケーキと焼き菓子setA OKASHIYA Karhu

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スイーツなかのさん

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。 西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。