ふんわりとした口当たりとやさしい甘さで、昔から人気のバウムクーヘン。木の年輪のような見た目は「長寿」や「繁栄」をイメージすることから、お祝いごとの特別なお菓子として愛されています。
そんなバームクーヘンですが、「日本一のしっとり感」と評判のバウムクーヘンが北海道にあります。今回はそのしっとりバウムクーヘンをご紹介します。北海道のおいしいスイーツや手土産を探している方におすすめですよ。
他のバウムクーヘンにはない「しっとり」「じゅんわり」とした食感
北海道といえば、六花亭や石屋製菓、ルタオ、そしてロイズなど、全国でも有名なお菓子メーカーがたくさんありますが、その中のひとつに北菓楼(きたかろう)があります。シュークリームや「北海道開拓おかき」などで有名なお店です。その北菓楼でも人気なのが「妖精の森」というバウムクーヘンです。

パッケージを開けると、ふわっと広がる卵と蜂蜜の甘い香り。まるで上質なマドレーヌのようです。その香りを楽しみつつ、さっそくひとくちいただいてみると、ふわっとした口当たりと、じゅんわりと甘い蜜のようなものが染み出してきます。そして口の中でほどよくほぐれ、さわやかな甘さが広がります。
じゅんわりとしているのは、他のバウムクーヘンと比べてややしっとりしている外側の部分。蜜のようなものが塗られ、生地の部分にまで染み込んでいます。
一晩熟成させることで生まれるしっとり感
「妖精の森」は、厳選された北海道産の素材が使われています。
生地のほどよいふくらみとしっとり感を決める小麦。新鮮な牛乳から作る、まろやかでコクがあるけどしつこくない生クリーム。長時間かかる焼き上げでも風味が損なわれない卵。ミネラル分をたっぷり含んだ天然水。これら北海道の自然に育まれた素材を使い、熟練の職人が独自の製法で一層一層、手間暇をかけて、窯でじっくり焼き上げて作ります。

そして焼き上がったらすぐにお店に並べるのではなく、一定の温度で一晩寝かせて熟成させます。焼き立ての生地はやや濃密感がありますが、一晩じっくり熟成させることによりしっとり感が増します。こうしてお店に並ぶ頃には、ふわふわしっとりのバウムクーヘンができあがっています。
お祝いやブライダルにも使える「祝」「寿」といった定番の焼印を入れたものや、「おめでとう」「大好き」といった文字を選んで焼印を入れることもできるので、ギフトにもおすすめ。黄色くて明るいパッケージもお祝い感があっていいですね。直径約8cmの個包装タイプもあるので、ちょっとした差し入れなどにもぴったりですよ。

そうそう、「妖精の森」というネーミング、気になりますよね。パッケージの中にその答えがわかる素敵な物語書かれた紙が入っています。ぜひそちらも読んでみてくださいね。