おとりよせネットで人気のあの商品、どんな人が、どんな思いで作っているのだろう――。そんな、商品にまつわるストーリーや、こだわりのポイントをお伺いするこの連載。今回は、いま話題の熱海でチーズケーキをはじめとした“とろける”スイーツ販売されている住吉屋の菊地純一さんに、お店で大人気の「とろけるちーずケーキ」にまつわるお話をお伺いしました。
Q1. 「とろけるちーずケーキ」を作ろうと思ったきっかけを教えてください
小さなお子様から年配の方まで、手軽で食べやすい大きさ、食感、価格で、親しみのあるお菓子を作りたいと思ったのがきっかけです。
Q2. この商品のおすすめポイントやこだわりポイントは?
おすすめポイントは、やはりこの食感です。「シュ、ジュワ~」と口の中にひろがる、軽くて甘いチーズの香りが楽しめる食感になるように何度も試行錯誤を重ねました。原材料にもこだわっていますが、クリームチーズは特にこだわりました。十数種類のクリームチーズを用意して何度も試作をして、実際にお客様にモニターとして食べてもらい、一番人気の高かった「Kiri」のクリームチーズを使い続けています。ほどよい酸味とチーズの芳醇な香りが我々日本人には合っていると感じています。
Q3. 作るときに苦労したことはありますか?
軽い食感に仕上げるため、焼き加減には苦労しました。早すぎると生焼けになってしまいますし、遅すぎると硬い食感になってしまいます。そこで、窯の性質と焼き加減を見極めるのに非常に苦労しました。
Q4. おいしい食べ方を教えてください
冷凍でお届けしているので、冷蔵庫で6時間ほどじっくりと解凍してからお召し上がりください。それと夏場などは、半解凍の状態でアイス・シャーベットのようにして食べると、甘みも抑えられてとても美味しいですよ。
Q5. 商品を作るときに、「これだけは譲れない!」というこだわりはありますか?
卵・牛乳・バター・生クリームなど、スイーツには欠かせない素材はすべて地元静岡産を使い、できる限り安心安全で新鮮な素材を使うように心がけています。新鮮さはもちろん、味も素晴らしい食材ばかりなので、それを使うことで自信をもって商品をお届けしています。
とろける食感とチーズの味わいにこだわった「とろけるちーずケーキ」
菊地さん、ありがとうございました! Kiriのクリームチーズと自家製のカスタードを独自のバランスで絶妙にブレンドして作られた「とろけるちーずケーキ」は、ひとくち食べた瞬間のとろけっぷりと、そのあと口に広がる濃厚なチーズの味わいで、多くの人を魅了しています。菊地さんがこだわったという、その食感と味わいをぜひ楽しんでみてください。とろけるシリーズには、「とろけるショコラ」や「とろける・デ・シュー」もありますよ。