
(スイーツプロデューサー)
秋の味覚といったら、ほくほく甘~い栗。その代表格のスイーツといえば、やっぱりモンブランですよね。
この時期は様々なお店の商品の食べ比べを楽しんでいますが、生菓子なので日持ちや持ち運びに気を使うこともしばしば。「もっと気軽に食べられるようになったらいいのになぁ」と思っていたところ、味も見た目も見事に焼菓子化されたモンブランを発見!
美味しさだけではなく、見た目やシェアしたくなる焼菓子をご紹介するこの連載。第35回目は、鎌倉レ・ザンジュの「焼きモンブラン 6個入」をご紹介します。
人気店「鎌倉・レザンジュ」が新たなモンブランに挑戦
「焼きモンブラン」を手がけているのは、神奈川・鎌倉に本店のある鎌倉レ・ザンジュ。ヨーロッパ伝統のお菓子を日本人好みにアレンジし、1982年に創業以来地元の方だけでなく、鎌倉観光客からも愛される人気のパティスリーです。

生菓子の中で1番の人気を誇るのがモンブラン。その可能性を広げるため、栗の商品に特化した新業態の「M.G. by LES ANGES(エムジー バイ レザンジュ)」がCIAL横浜に2020年6月にオープン。
それと同時に今回ご紹介する「焼きモンブラン」が新発売となり、1日100個以上も売れる人気商品になりました。
モンブランがパクッとつまめるミニサイズに!
なんといっても魅力なのが、心躍るこの可愛さ。生菓子のモンブランと比較すると3分の1くらいの大きさで、高さは6cmほどのミニサイズ。そして、美しい絞りに目が釘付けに!

手に取るとその愛らしさにほっこりと心和み、お皿に並べるとアルプス山脈の最高峰“モンブラン”の山容さながらの存在感に思わず写真を撮りたくなります。
こだわりのタルトで栗の風味がまっすぐに楽しめる
栗は季節によって最適な種類のものを使用。アーモンドクリーム入りのさっくりしたタルトにマロングラッセを重ね、さらにその上からなめらかなマロンクリームを絞って、味わいもしっかり生菓子のモンブランをイメージして作られています。

焼き菓子でモンブランを表現するにあたって、栗の風味を損なわず品のある味わいに仕上げるのに苦労したそう。マロンクリームには華やかな香りが特徴のダークラム「マイヤーズ ラム」を入れ、洗練された印象に。
こだわりはタルトにフランス産発酵バターとフランス産のゲランド塩を使用し、栗のパーツとの一体感を出したところ。口にした瞬間、さっくりほくほく栗の風味をまっすぐに味わえます。
一つ食べたらもう一つ食べたくなるような量感で、甘さも控えめ。コーヒーや紅茶とじっくり味わってみてください。
ギフトに”小さな秋”を贈ろう!
焼菓子になっているので、贈り物や手土産に相応しい仕様になっているのも嬉しいところ。約30日間の日持ちがして常温保存も可能なので、持ち運びも便利。
一つ一つが個包装になっているので、手軽におすそ分けもでき、好きな時に好きな場所で食べられる気軽さが嬉しい!箱は落ち着いた色合いでシンプルなデザインなので、贈る相手やシーンを選びません。

「焼きモンブラン」で秋の味覚を気軽に味わってみてくださいね。