照りつける日差しに目を背け、ひたすらに影を探して歩く季節です。今年も暑~い夏がやってまいりました。元々今年は猛暑が予想されていましたが、期待を裏切らない暑さですね。抜けるような青空が憎い。
その一方で、この暑さだからこその楽しみもあり、ひんやり冷たいスイーツはその代表格。今月は極上の「ふるふる」を味わえる、一度で三度美味しいフルーツゼリーをご紹介します。
見た目にもインパクト大!老舗フルーツパーラーの実力派ゼリー
京都の老舗フルーツパーラー・クリケットさんは、1947年の創業以来、地元の方々愛され続けるお店。フルーツの美味しさをたっぷり味わえるスイーツが評判ですが、看板商品のフルーツゼリーは、実店舗でもオンラインショップでも大人気の一品。
まぁるい包みを開ければ、中から出てくるのはゴロっとしたフルーツ。
「え、フルーツそのもの?」と思うかもしれませんがご安心ください。よく見ると切り目がほら。これは「上部分をとってね」というサイン。
サインに従って上部分を外せば、中から出てくるのはふるっふるなゼリー。
フルーツそのものを器にしたゼリーは、見た目にもインパクト大!でも実は、この形状が美味しさのポイントにもなっていて、くり抜いた皮を器にすることでと果物の風味が閉じ込められ、開けた時に爽やかな香りがふわっと。
また、クリケットさんのフルーツゼリーは一度で三度美味しいゼリーとしても有名なんです。
一度で三度美味しい?フルーツゼリーの楽しみ方
まず、ゼリーをそのままいただけば、果汁の美味しさとふるふる食感を楽しむことができ、まるで果物そのままを味わっているかのようなみずみずしさ!
次に添付の生クリームをのせれば、フルーツの酸味に生クリームのコクが加わり、一気にマイルドな味わいに。
さらに蓋の果汁をぎゅっと絞れば、ふるふるなゼリーがジューシーに変身。果汁が加わることでふるふるな食感はとろけるような口当たりに。フレッシュな風味が口いっぱいに弾けます。
果汁を限界まで絞れば当然果肉が残りますが、実はその果肉すら美味しいこともお忘れなく。最後に残った果肉をほじっていただくのは私の密かなお楽しみです。
フルーツゼリーは、グレープフルーツ、オレンジ、レモンの3種。 オンラインショップでは好きな種類を組み合わせることができます。
華やかな香りのオレンジゼリー
糖度の高いオレンジを使ったオレンジゼリーは、食べた瞬間に甘味が広がり、食べるごとに華やかな香りがふわっと。蓋の果汁を絞ればジューシーさに磨きがかかり、その食感がとっても心地いい。また、フルーツパーラーの目利きが選んだ極上のオレンジは、最後の一滴まで絶品。
ふるふる食感を最も堪能できるグレープフルーツゼリー
グレープフルーツ特有のほのかな苦みと爽やかな香りが光るグレープフルーツゼリーは、ゼリーのふるふる食感を最も堪能させてくれます。
そのままいただいても生クリームをのせても果汁を絞っていただいても美味しいのですが、私はたっぷり果汁を絞り、少しだけお砂糖をかけて食べるのが好き。あの苦みとお砂糖のジャリっとした食感は、子供の頃大好きだったグレープフルーツを思い出させてくれます。
後味爽やかなレモンゼリー
レモン好きの方にこそ食べてほしいのがこのレモンゼリー。ゼリーだけを口に運べばまろやかな酸味が心地よく、果汁を絞ればレモンの香りが鼻を突き抜けます。
たっぷり絞れば当然酸味も増しますが、レモンそのものが美味しいので酸っぱくても後味が爽やか。生クリームをのせればマイルドな味わいになりそれもまた美味しい!
果実本来の美味しさが光る老舗フルーツパーラーの実力派ゼリー、是非一度味わってみてください。