卵不使用の北海道の恵みでできた、自然素材ボーロが生まれた理由/【連載】達人おすすめのお取り寄せ

no egg bolo こんぶ のこたべ

滝村雅晴さん
(パパ料理研究家)
「パパが料理をすることで、家族が幸せになる」世の中づくりのために、日本で唯一の「パパ料理研究家」として、料理教室、メディアでの連載・出演、一澤信三郎帆布コラボエプロン・子供用エプロン販売など、パパ料理の普及・啓蒙活動を行う。ブログ「ビストロパパ ~パパ料理のススメ~」は1600日以上連続更新中。

時の流れがはやい。すさまじいスピードで過ぎていく。情報が多いからなのか。SNSを使いすぎるせいなのか。

どんなに世の中がぐるぐる回っていても、しっかり、どっしり、北海道の大地に根を下ろし、ぶれずにモノづくり、コトづくり、ヒトづくりをされている人がいる。地域商社的な仕事や、作る人と食べる人をつなぐ食育活動をされている、株式会社のこたべ代表の平島美紀江さんだ。

平島さんの目利きはすごい。北に美味しい野菜があれば出向き、西に蜂が蜜を作っていたら伺い、南で昆布が獲れたら食べに行く。

実際に本人が、人に会って、聞いて、食べることを繰り返すことで、未来につなげていきたい、子どもたちに食べてもらいたい、安心・安全で、ゆっくり、ゆったり時間を過ごせる商品を、平島さんは、次々に作りだされている。

そのひとつが、卵を使わないボーロ「no egg bolo」だ。無農薬、無肥料、オーガニックな大豆と、函館の昆布が入った、卵不使用のボーロ。

さっくり、さくさく北海道の大地で育った大豆が香ばしい。ちいさいけれど、しっかりと風味がする昆布の食感。 風味豊かなてんさい糖蜜の甘味。

食の仕事をしていることもあるけれど、商品の原材料を必ず見るようにしている。このボーロの素材は、「片栗粉(北海道産)、てんさい糖蜜、米油、大豆きな粉、昆布パウダー」以上だ。

書いてある材料が全部わかる。見たことも、聞いたこともない材料は何もない。ありのまま。そこに、のこたべ平島さんはこだわる。こだわるというより、畑を歩き、海を眺め、食べたいものを子どもたちと一緒に食べて暮らして過ごしたら、自然にそうなったのかもしれない。

平島さんが生み出した、自然素材のボーロをひとつひとつ口に入れながら、これから何を選んで楽しんで食べるか。ゆっくり、考えてみよう。淹れたてのコーヒーといっしょに。家族で。

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no egg bolo こんぶ のこたべ

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