SNSで見たグルメやスイーツの見た目やパッケージが可愛いと、つい食べてみたくなりませんか? SNSにアップするとつい目を奪われて、思わず“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第3回目は、マトリョーシカのパッケージイラストと形がかわいいロシアチョコレートです。
マトリョーシカの中には歴史あるロシアチョコレート!
見るだけでほっこりとした気持ちにさせてくれるのは、愛らしい表情のマトリョーシカのパッケージ。中を開けると、個別包装された色とりどりのチョコレート。これは、新潟県新潟市にあるロシアチョコレートの専門店「ロシアチョコレートの店マツヤ」のマトリョーシカ化粧箱に入った『ロシアチョコレート』です。

ロシアチョコレートは、ポマードカと呼ばれるロシア風クリーム、アーモンドなどのナッツ類、ドライフルーツなどに洋酒などを加えて、チョコレートで包んだチョコ菓子。マツヤでは、アーモンドや抹茶という定番フレーバーのほか、いちじくやパインなど全部で12種類のチョコを販売しています。
ロシアチョコレートは、日本でも取り扱っている店舗が少ないと言われています。その歴史は古く、マツヤのロシアチョコレートは今から80年以上前に先代、松村喜代司さんがロシア人から学んだ技術やレシピが、現在も生かされています。バレンタインには、その時期だけの限定のチョコも販売されていて、ひそかな人気のようです。他とは違う、ロシアチョコレートで周りと差をつけられそうですね。
細部までこだわったデザインやチョコレートの味
マツヤのロシアチョコレートは、一個一個が色とりどりの包み紙に包装され、“どんな味だろう”と開ける楽しみも味わえます。包み紙に書かれたロシア文字のデザインも、クラシカルで女子ウケもよさそうです。化粧箱に同報されているチョコレートの種類が描いてあるイラストも、手書き風で素朴な味わいがあります。

肝心のチョコの味ですが、ペースト状のプラムをチョコでコーディングした「プラムマジパン」、一口大の乾燥いじちくをチョコで包んだ「イチジク」、ピューレ状の乾燥プラムを使った「プラムゼリー」など、上品でいてきどっていない味は、何個でも食べられてしまいそう。
ちょっとしたお礼の気持ちを込めてプレゼントなどで渡すときは、袋に入れずにマトリョーシカの化粧箱のまま手渡してみるのもお薦めです。ふきだし風の付箋に「ありがとう」と書いて一緒に机に置いておくのもインパクト大です。
ココアペーストから作った少し苦みの残るホットココアと、砂糖がわりに一緒に食べるのも贅沢な時間を感じられます。チョコレートのくちどけをゆっくり味わうのも、秋の夜長にぴったりかもしれません。
