湘南で「一度食べたら忘れられない」と愛される、チーズたっぷりのパイ/チーズのプロのおすすめのチーズスイーツ vol.9

湘南チーズパイ
小笠原由貴さん
チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰
旅行会社勤務を経て渡米。料理修行を通し、地産地消、オーガニック、素材を活かした料理を知る。帰国後、レストランやチーズ専門店で働いた後、パン教室をオープン。質の良い食材を求めて、お取り寄せするのはもちろん、国内外の生産者を実際に訪ねている。また、チーズセミナーの講師を務めたり、記事執筆を行う。スウェーデンMATEUS社の食器を販売する“La Table”も運営。

湘南の親戚宅を訪ねるとおやつに出してくれた「葦」さんのお菓子たち。そんなご縁もあり、昔から親しみを持っていた湘南の「葦」さんですが、その看板商品である「湘南チーズパイ」について、今回はご紹介したいと思います。

「近くにあるし、なんといっても美味しいのよ! だからついつい買っちゃうし、この辺の人はみんな葦さん好きよ!」と、その親戚が熱く語る通り、葦さんは地元民に愛されているようで、湘南エリアに11店舗を構えています。

店舗には、ケーキから焼き菓子までバラエティ豊かなお菓子たち。ケーキは、ちょっと懐かしさのあるクラシックなものから今っぽいものまで揃っているのも、世代を選ばず愛されるゆえんだと思います。

実は私、葦さんの焼き菓子しか食べた事が無いのですが、そのどれもがびっくりする位のふんだんな素材の使いっぷり!

抹茶のサブレは抹茶がとにかく濃いし、ピスタチオのクッキーも高価なピスタチオがザクザクごろごろ。紅茶のサブレも本当に紅茶葉たっぷりで、その素材らしさを存分に表現してくれる、心意気のある作り手さんだな、という印象を持っていました。

そんな葦さんの看板商品「湘南チーズパイ」は親戚宅で時々いただいてはおりましたが、今回は自宅にお取り寄せしてみました。

たっぷり入ったチーズの味わいと生地のザクザク食感に手が止まらない

届いたものがこちら! 綺麗な包みにワクワクします。

湘南チーズパイ 包装紙

袋を開けるとまずはチーズの香りのインパクト! 深呼吸したくなるような良い香りが、ぱあっと広がります。

湘南チーズパイ 箱を開けたところ

そして嬉しいのが、この隙間の無いぎゅうぎゅうっぷり。いったい何本入っているのかと気になって、ついつい全部出して数えながら積み上げてみました。

湘南チーズパイ 箱から出したところ

そしてその数21本! 思っていたより沢山で、こんなに入っています。長さ約11cm、厚さ約8mmのチーズパイには、た~っぷりの粉糖がまぶされていてとても綺麗。

湘南チーズパイ 重ねたところ

割ってみると見えるのは、パイ生地の層。でも実はパイ生地だけでなく、サブレ生地も交互に挟み、さらにエダムチーズを入れ込んだという手の込み具合。

湘南チーズパイ 断面

ひと口食べると、まずは広がるチーズの香り。そしてザクザクと歯応えのある生地をしっかり噛みしめながら味わうと、チーズの味と共にきちんと焼き込まれた粉の香ばしい味わいも広がって、後を引く美味しさです。

それに、こんなにたっぷり粉糖がまぶされているのに甘さ控えめ。絶妙なバランスが飽きさせず、沢山食べられてしかも体に重くないという、ある意味キケンなお菓子です。

「一度食べたら忘れられない」と言われているのも納得。そして、一箱しかお取り寄せしなかったことを激しく後悔したのでした。

飲み物を合わせるのなら、私は紅茶がおすすめ。焼けたエダムチーズの香りと香ばしいパイ生地が口の中で紅茶と合わさってとけていく感じがなんとも言えず好きなのです。

湘南チーズパイ コーヒーと一緒に

おウチでのんびり過ごすティータイムに、そしてお仕事のお供にもぴったりな「湘南チーズパイ」。日持ちもするので、常備しておくのもおすすめです。ぜひお試しください。

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湘南チーズパイ

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小笠原由貴さん(チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰)

旅行会社勤務を経て渡米。料理修行を通し、地産地消、オーガニック、素材を活かした料理を知る。帰国後、レストランやチーズ専門店で働いた後、パン教室をオープン。Simple & Natural をモットーとするレシピに質の良い食材は欠かせず、美味しいものを求めて、お取り寄せするのはもちろん、国内外の生産者を実際に訪ねている。また、チーズセミナーの講師を務めたり、チーズについての記事を執筆。スウェーデンMATEUS社の食器を販売する“La Table”も運営。