九州のきらめく魅力がショコラに。宝石のように美しい「九州ショコラ」(アトリエ・キュイエール)/ギフトにしたい名作チョコレート vol.5

九州ショコラ~初夏~ パッケージ
市川歩美さん
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「Chocolate Journal」を主催。

今回ご紹介したいギフトにふさわしい名作ショコラは、福岡のチョコレート専門店「アトリエ・キュイエール」の「九州ショコラ」です。

きれいなチョコレート、一粒一粒に、九州各地のフルーツやお茶などが使われています。

九州ショコラ~初夏~

チョコレートを作りを手がけているのは、ショコラティエールの山﨑陽子さん。パティシエの経験が長かった山﨑さんですが、ある時、フランスの美味しいボンボンショコラに出会い、その魅力に目覚めて、2015年からチョコレートの注文販売を始めました。

すべてが、丁寧な手作り。細かいデザインを施すのもすべて山﨑さんの手仕事で、心をこめて作られていることがチョコレートの佇まいから伝わってきます。

原材料はシェフが生産者と直接交流して厳選

チョコレートには、山﨑さんと交流のある生産者によるフルーツやお茶が選ばれています。「気になったら農家さんに会いに行きます。時には、畑のお手伝いもします」という山﨑さん。

たとえば、写真左の「ほうじ茶」は、福岡県八女「いりえ茶園」の無農薬栽培のほうじ茶を使ったガナッシュ。ほっと一息つきたいときに、やさしい気持ちを運んできてくれます。

右下の「柚子」は素晴らしい香り。福岡県朝倉市にある自然農園の柚子をメインに、豊前産柚子のペーストも加えて、風味の奥行きを出しています。

九州ショコラ~初夏~ 手仕事

赤いハートの「嬉野アールグレイ」は、佐賀県嬉野の和紅茶が香ります。強過ぎず、ほんわか、心地よいアールグレイの風味。

グリーンのドーム型の「八女新茶」は、新茶のシーズン限定。完全無農薬の八女新茶を細かく砕いて加えられているので、新茶の香りと軽い食感も。「コンセプトはお茶を食べるショコラです」(山﨑さん)

九州ショコラ~初夏~ 厳選したもの

他にも宮崎県の長友農園のパッションフルーツを使った「パッションキャラメル」、佐賀県伊万里の日本ミツバチの蜂蜜を使った「伊万里和蜂」、鹿児島県金柑の自家製コンフィチュールを使った「金柑」など。

「箱をあけたら宝石みたいに感動して、食べても美味しかった」というご感想が多いそう。添えられたカードにもやさしさがあります。

九州ショコラ~初夏~ メッセージカード

生産者のみなさんと向き合い、想いをうけとめて、チョコレートに仕上げる山﨑さん。「美味しいフルーツを季節ごとにショコラにして届けたい」との想いから、チョコレートの種類は、シーズンによって変わります。

旬のフルーツをギフトにするように、美味しくて可愛らしいチョコレートボックスをお贈りする。素敵だと思います。

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九州ショコラ~初夏~ パッケージ

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市川歩美(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)

大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして数多くの番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は20年以上で、現在は雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどメディア向けのショコラコーディネーターとして活躍。オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。Chocolat Lover's Net* は2003年から続く日本で最も長く続いている人気ショコラ情報専門ブログ。