あの「シベリア」をロールケーキに! 懐かしいけど新しい和洋折衷スイーツ

初代シベリアロール

羊羹や小豆餡をカステラでサンドした、サンドイッチのようなお菓子「シベリア」。発祥や考案者などはなぞに包まれているお菓子ですが、明治後半から大正初期には製造されていたといわれています。そんな懐かしいお菓子をロールケーキにしたのが、とげぬき福寿庵の「初代シベリアロール」です。

ふんわりとやわらかいスフレのようなカステラに包まれた餡は、北海道十勝産の小豆から作られています。なめらかでとろりとした餡に仕上げるために、寒天を加えているそうです。甘いなかにも塩味を効かせてあるので、深い味わいを堪能できますよ。ふんわりとしたカステラと滑らかな餡のバランスが絶妙です。

そのまま食べるほかに、ショップさんのおすすめの食べ方は、レンジで温めたり、バターを乗せて食べたりする方法。いろいろな食べ方ができるので、1本だけでは足りないと感じるほどペロリと食べ切れてしまうお菓子です。

食べてみるとカステラはフワッフワ。中のこし餡はとろりと滑らかで最高に美味しいです。餡子はただ甘いだけでなく、そこはかとなく塩気も感じられて絶妙なバランスで素晴らしいです。全体的に柔らかくてとろけるようなロールケーキだと思いました。この大きさならば、私は一本ペロリと食べてしまいそうな危ない予感がします。(kinakoさん)

そっと口に含むとカステラ生地は程よくふんわりとして甘さは控えめ、中のこしあんはトロリとして舌触りがよく、底のほうにかすかな塩味もあり、それがなんとも言えない味わい深さを醸し出しています。嬉しいのは、こしあんがたっぷりなこと。その量はカステラ生地からはみ出すほどで、あんこ好きにはたまりません。思いついてイチゴを添えてみたところ、これが絶妙のマッチング。(ふくろねこさん)

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子どものころから食への探求心が強く、管理栄養士の道へ。食にまつわる歴史や、豆知識を調べることが趣味です。モチモチした食感の食べ物が好き。現在は子育てをしながら、食に関わるライターをしています。愛知県在住。