こんにちは、編集部のあいです。日本全国で美味しいものを作っている生産者さんの逸品を「お取り寄せ」することの魅力のひとつは、「買って食べること」が、食べる側の楽しみだけではなくて、「作り手を直接応援すること」にもなること。
今日ご紹介するのは、2016年8月の台風10号で”激甚災害指定”となる甚大な被害を受けた「北海道・十勝地域」の生産者さんたちを応援する、美味しい逸品の頒布会プログラムです。
台風被害で畑の土が水浸し、泥だらけになってしまった十勝

今年8月。豊かな食の宝庫である十勝を襲ったはじめての大型台風で、川が決壊し、流れ込む水と泥で畑の土が流され、水浸し・泥だらけになってしまった結果……回復にはなんと10年以上かかるとも予想されているそうです。
そこで、今回、これから長期にわたって再生にチャレンジしていく生産者さんたちを応援していくために、同地ご出身のフードマーケッターでお取り寄せの達人・北村貴さんをはじめとした「がんばれ十勝 チャリティ発起人」の方々が立ち上げたのが、この「十勝チャリティ頒布会」です。
買い手・食べ手の立場から、「がんばって!」の気持ちを伝えてみませんか?

金額は、5000円コースと12000円コース。2017年夏ごろ(予定)から、各年に1~3回、十勝自慢のおいしい農産物や加工品が届きます。農作物を買い続けることで「来年も頑張って農業を続けて!」とエールを贈り、心と心をつなぐチャリティを実現したい、というのが発起人の方々の想いです。
発起人:北村貴さんからのメッセージ
今回私たちはお金を集めるチャリティではなく「心を集めて支援し合うチャリティ」を考えました。 なぜなら、今回の農地被害は10年、20年という単位で続いていくものだからです。 具体的に言ってしまうと、今年度の農業損失の保証はありますが、来年、再来年…先の保証がないのです。そんな中、10年単位での復旧を考えると、私が農家だったら「やめてしまおうか」という思いがあたまをよぎる…と思ったのです。 「来年も待っていてくれる人がいる」という思いは、活力となり、継続となります。
頒布会でまだ何がお届けできるかは決まっておりません。 畑の状況次第となりますが、当地域では春にはアスパラが、夏にはとうもろこしが、秋にはジャガイモやかぼちゃなどの根菜類などが実ります。 事務局を担当するJA十勝清水町は「こんな時こそ、JAが頑張る時。農家にみなさんの思いを伝え、畑の現状をみなさんにつたえると同時に、価値ある商品をお届けしたい」と言います。
是非ともお力添えください、どうぞよろしくお願いいたします。
先日、このチャリティ頒布会のキックオフともなったイベント「ガンバレ十勝!チャリティダイニング」にも参加したのですが、会場は十勝のおいしいもの、そして、十勝を愛する人々でいっぱいで、なんともハートフルな雰囲気にあふれていました!
おとりよせネット編集部のメンバーは、北村さんのナビゲートで、十勝の生産者の方々を訪ねる機会をいただいたこともあったのですが、あのとき見た、ただただ広い空のもとで、元気いっぱいに育っていた農作物たちの光景や、そこでみんなでバーベキューをしたにぎやかで明るい会話の素晴らしかったこと・・・!
十勝の素晴らしい生産者さんたちを応援するチャリティプログラムを通じて、買い手・食べ手の立場から、「がんばって!」の気持ちを伝えてみませんか?
★十勝チャリティ頒布会/JA十勝清水町ネットショップ
http://www.ja-tokachishimizu.jp/fs/jats/c/gr8