
日本全国のおいしいお取り寄せパンの中から、いまおすすめのパンをご紹介するこの連載。第20回目は兵庫県神戸市のベーカリーバカンスより「バカンス」をお取り寄せしました。
食パンでもハードパンでもない、新ジャンルのパン
ベーカリーバカンスは「日常のちょっとした時間をバカンスに。」という意味が込められた、国産小麦とハードパンにこだわっているパン屋さんです。ベースの生地に砂糖や乳製品は使用せず、国産小麦の芳醇な香りと、ハードパンならではの香ばしい独特な食感を楽しめるそうです。
そんなベーカリーバカンスの名前を冠した「バカンス」というパンは、こちらでしか味わえない新ジャンルのパンなのです。パンの生地に酒粕と、深い甘みとコクのある三河みりんが使用されており、外はパリッと、中はもちっ、むぎゅっ、な新食感だそうです。酒粕とみりんがどのような味わいを生み出すのか、とても楽しみです。
お店のロゴとキツネが描かれた段ボールで届きました。とってもかわいいです。箱を開けた瞬間に感じた香りは、いわゆる小麦だけのにおいではなく、しかしとても食欲をそそられる、まさに新しい感覚になる香りでした。
1つの大きさは13cm程でした。カンパーニュのようにも見えますが、比べるととても軽いです。早速、お店のサイトに載っていた「基本のおいしい食べ方」で頂いていきます。
驚くおいしさに手が止まらない……。
まずは2~3cmの厚さでカットし、冷凍便だったのでトーストしてそのまま頂きました。
外側は確かにハードパンのようにパリッとしているのですが、中はふわっとしつつも粘りのあるもちもち感。トースト前に包丁でカットする際、ふわふわで上手く切れなかったので、そのくらいのふわもちをイメージして頂けたらと思います。
味わいは酒粕・みりんはダイレクトに感じないものの、自然な甘みがとっても美味しいです。大変驚きました。いつも2カット分ほど食べれば割とお腹も膨れるのですが、今回は手が止まりません。その後はオリーブオイル・バターと味を変えていきます。
オリーブオイルがとても合います! ハードパンより染み込むためか、オリーブオイルの辛みもより感じ、パンとマッチして美味しいです。
バターも同様、食パンに近いほどパンに染み込みます。こちらは塩味がきいて、私はバターをつけるなら、食パンよりもバカンスの方が好きかもしれない、と思わされるほど美味しかったです。
オリジナルレシピで様々なアレンジを楽しむ
お店のサイトには、バカンスをさらに美味しく食べるためのオリジナルレシピが記載されています。グリーンピースのペーストに黒コショウ、オリーブオイル・粉チーズを添えた「お豆なバカンス」を始め、「クリームチーズとチェリーのバカンス」や「BLTサンド」、「夏みかんのしみチョコバゲット」。これらを参考に家にあるもので、いろいろ試してみました。
甘いものはもちろん、お惣菜パンにするのが私は気に入っています。オイルサーディンにたまねぎ、オリーブオイルは家の定番になりそうです。
年末年始が近づき食卓を彩る料理が多い中、バカンスなら、シンプルに生かせばどんな料理にも気軽に合わせられる万能パンになり、トッピングだけいくつか用意すれば、自分たちでいろいろなアレンジをたのしみながら食卓を囲むこともできます。
私はというと、ちょっとご褒美でも欲しい朝に、この「バカンス」をトーストし何もつけずにシンプルに楽しみたいと思っています。
「日常のちょっとした時間をバカンスに。」というお店のコンセプトを、そのままパンにしたかのような「バカンス」、食べれば、私のバカンスは小休止、誰かにとっては大型連休、一人ひとり違ったバカンスが楽しめると思います。





















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