新しい品種や高級パフェ、百貨店の催事やフェスなど、ここ数年のいちごブームはとどまる所を知らず、いちごが大好きな私としてはとても嬉しい流れです。
一年を通して美味しく食べられるいちごやいちごスイーツですが、甘く熟して美味しい季節はこれから春にかけてが本番です。今回は、果物を知り尽くした青果店が作った楽しい苺タルトをご紹介します。
青果店直営のタルト専門店だから叶う、果物が主役のスイーツ
フルーツタルト専門店「ふぁみり~たると」は、大阪市此花区と・尼崎市杭瀬に2店舗を構える青果店「ふるぅつふぁみり~」が展開するスイーツ店。
2021年6月にオープンというまだ新しいお店ですが、すでにテレビやメディアにも何度もとりあげられている人気店です。
そんなお店で話題を集め続けているケーキが「ごろごろいちご」です。焼き菓子が人気の和歌山県有田市のパティスリー「Gallery Σ(ギャラリーシグマ)」が商品開発にも関わっていて、果物の目利きとスイーツのプロの共同開発で生まれました。
ケーキなのに崩していいの?と驚く新スタイルの苺タルト
「ごろごろいちご」を初めて見ると、これはどうやって食べるの?とびっくりされる方が多いと思います。ケーキは崩さないようにそっと食べ進めることが多いですが、「ごろごろいちご」は気にせず豪快に崩して食べるスタイル。斬新ですよね。
ぎっしり入ったいちごは、その日の美味しいいちごを厳選し、数種類の品種を組み合わせています。私がお取り寄せした時は、大小合わせて70個以上も。いちご好きなので気になって品種をお聞きしたところ、さちのか、さぬきひめ、淡雪、あまみつの4種類。
食べ方は、まず大きなトレーなどを用意します。お子さんとご一緒でしたら清潔なレジャーシートなどを引いてあげても、より盛り上がるかと思います。
準備ができたら、まわりのカバーをそっと上に引き上げると、「ごろごろいちご」の名前通り、いちごがごろごろと転がっていき、現れるのは大きめのいちごが乗った苺タルト。
アーモンドプードルがたっぷり入ったタルト生地は、厚めでしっかり食感。卵感たっぷりのカスタードクリームと甘酸っぱいいちごの組み合わせが王道で、いちごスイーツ好きにはたまりません。
苺タルトをたべつつ、転がったいちごを手に取り頬張る。たくさんのいちごスイーツを食べていますが、こんなひとつのケーキでいくつもの品種を食べられるなんて他にはなかなかない経験で、ごろごろとお盆に転がったいちごを食べるその雰囲気…… いちご狩りそのものです。
おうちにいながら、食べても食べてもまだあるいちごを前に、至福の時間を過ごせます。
届いた日が賞味期限!食べたい日に合わせてお取り寄せを
「ごろごろいちご」は届いた日が賞味期限です。お誕生日やお祝いの日など、特別な日にぴったりのスイーツですが、ギフトでお贈りする場合には贈りたい方に一言、お伝えするのが良さそうですね。
また、11月のデビューより、大変人気でスケジュールによっては、お受けできない場合もあるそうなので食べたい日が決まれば早めのお取り寄せをおすすめします。
お祝い日の主役に、いちごを転がしてもらい、その様子を動画や写真に納める…… 思わずびっくりしたり、子供から大人まで年齢を問わず目の前に広がる光景に、きっととびっきりの笑顔になること間違いなしです。
季節によって使われるいちごも変わるので、何度でもお取り寄せしたくなる「ふぁみり~たると」の「ごろごろいちご」、おすすめします。