よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。そんな「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。第4回目は、夏の宝石と呼ばれるメロン大福をご紹介します。
大人気「ルビーのいちご」に続く、メロン大福
みなさんは大福と聞くと何を浮かべますか? 豆大福、苺大福、生クリーム大福などこの辺りは食べたことある方も多いでしょう。最近ではフルーツを用いた大福を作るお店も増えてきましたね。ただ、今回ご紹介する「メロン大福」はあまり食べたこたとがないジャンルだと思います。なにより、ぼく自身も初めての体験でした。
メロンを使った大福?メロンとあんこって相性いいの?って思った人もきっといますよね。見た目も宝石のようにキラキラと綺麗に輝いているし、ほんとにこれって大福なの?!と疑ってしまうような概念覆すルックスにもびっくり。ネーミングも「天使の真珠メロンDAIFUKU」と、食べる前からワクワクさせてくれてエンタメ要素たっぷり!

吉岡製菓さんは島根県出雲市にある和洋菓子を扱うお店で、老舗ながら新しいジャンルのお菓子作りに挑戦していて、ひとつひとつの素材に対するこだわりも強いです。メロン大福に使っているメロンも四国を中心とした高級メロンで、百貨店などに卸すような高級贈答用のみを使っていることにも注目です。
同じタイプの「ルビーのいちご」という苺大福もあるのですが、こちらも国産のおいしい苺を使って作られています。ルビーのいちごは宝石のような美しさと大福とは思えない新感覚の美味しさに、贈り物に使う人も多くメディアで取り上げられる機会も増えています。メロン大福は第2弾ということで、いま注目のスイーツなのです!
では、気になるお味をご紹介しましょう。
手を触れずにメロンを包む、究極の手づくり
大福の食感といえば「モチモチ」としたイメージがあると思いますが、こちらのメロン大福は「ぷるんぷるん」。ひとくち食べるとまるでゼリーのような瑞々しいくちあたりの美味しさに驚き、今まで食べてきた大福とは思えない、良い意味でカルチャーショックのような衝撃を受けます。
そして、中には包むメロンは白あんと合わせています。メロンのジューシーさと白あんのまろやかさは、甘すぎることなく上品に口の中でとろけあいます。きっと、あんこが苦手なお子さまでも食べられちゃうと思いますよっ!
断面を見てもらえると分かりますがメロンのカットが大きめなので、メロンの果汁がたっぷりであんこの甘さを弱めてしまうかと思ったのですが、むしろお互いの良さを引き立てるような見事なバランスです。

驚きなのは、メロンを包む際にいっさいメロンに手を触れていないこと。これは手の温もりで鮮度を損なわないようにするためで、美味しいものを作ることを追求し続けた結果、この製法に行きついたのだそう。なんと5年の歳月をかけて習得した技術で、いかに素材に対して真摯的に向き合っているかが分かりますよね。
さらには、小麦粉や卵や乳製品を使っていないので、アレルギーをお持ちの方にも安心して食べられるお菓子でもあります。最近はグルテンフリーなどのスイーツにも注目が高まっているので、スイーツ界でもこういった需要はもっと高まるでしょう。
包装やパッケージのデザインにもこだわって、箱の中央の蓋を開けるとダイヤモンドのシルエット。中からのぞくメロン大福がキラキラと輝いてワクワクさせてくれますね。ひとつひとつが個装されたケースに入っているので、手土産や贈り物に使いやすいのも良いところです。

ぜひ、夏の贈り物にいかがでしょう!
ナイスィーツ!

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