町屋が並ぶ京都の祇園にある、お菓子店「あのん」。あんこと生クリームを使ったモンブランなど、和洋の枠を越えたお菓子が並ぶ店内は、町屋を活かしたモダンな雰囲気。そんな「あのん」で人気の商品が、最中の皮に自分であんことクリームをサンドする「あんです」です。イートインスペースでも食べられる「あんです」は、最中の皮・粒あん・マスカルポーネチーズのクリームが別々に入った手土産用もあります。
滋賀県産のもち米「羽二重糯」から作られた最中の皮は、香ばしくてサクッとした食感を楽しめます。こだわりの皮にサンドするのは、北海道産小豆の粒あんと、北海道産マスカルポーネチーズとクリームチーズを使ったクリーム。塩気のあるあんこと、ほんのり甘くてフワフワのチーズクリームのバランスは絶妙です。洗練されたデザインのパッケージも素敵で、手土産にすると話題になることでしょう。
餡だけ食べてみるとしっかりとした固さがあり、上品な甘さ、マスカルポーネはふわっとしている食感でクリーミーで濃厚。スプーンも入っていてすぐに食べられます。しおりに餡6、チーズ4の割合がオススメとあり、早速その配合で挟んで食べてみました。サクサク最中に餡とチーズ、相性がよくペロリと頂いちゃいました。甘すぎず、上品なお菓子です。(里美子さん)
長年培ってきた餡子作りの技法と、現代の感性を掛け合わせた、和洋折衷の最中。一口食べると、餡子の優しい甘味とチーズクリームの塩気が絶妙なバランスで口いっぱいに広がり、とても幸せな気持ちになります。餡と自家製クリームの味わいをさらに引き立たせてくれるのが、羽二重糯米を使った香ばしく歯切れのいい最中。最中の皮と粒あん、自家製クリームを別々に用意してあるので、作りたての最中を味わう事が出来ました。(うさこさん)