
見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第37回目は、甘酒で作られたジェラートです。
麹室で作られた昔ながらの甘酒を使ったジェラート
その栄養価の高さから、“飲む点滴”とも言われている甘酒。そんな甘酒を使ったジェラートが、今回ご紹介する「禾 米糀の甘酒ジェラート」。米本来の優しい甘さと、なめらかな舌触りが特徴です。

「禾 米糀の甘酒ジェラート」を手掛ける「おこめのお菓子」は、香川県さぬき市にあるお菓子メーカー。グルテンフリーや、アレルギーの元となる卵や小麦粉を使わない自然派の商品づくりを行っています。
「禾 米糀の甘酒ジェラート」で使われている甘酒は、香川県産の米を100%使って、麹室で昔ながらの製法で作られたもの。甘酒が栄養満タンとわかっているものの、その喉ごしが苦手という人でも、このジェラートなら違和感なく食べられそう。ノンアルコールなので、子どもでも安心です。
優しい水彩画タッチのパッケージやボックスは、ジェラートというよりもかわいらしい化粧品のような雰囲気。カップの部分にも絵が描かれていて、そのまま眺めていても癒されます。職場でのさりげない差し入れとしても、気に入ってもらえそうです。

夏の食欲がないときにこそ食べてみてほしいジェラート
可愛いパッケージなのでそのまま食べてもよいのですが、透明なアイスグラスにジェラートを盛り付けて、ミントなどを乗せればさらに清涼感もアップできます。気温が高い日は、見た目からも涼しさを取り入れたくなります。

夏が旬の桃を合わせて食べれば、ちょっとしたパフェ気分を味わえます。桃は缶詰でも手に入るので、冷蔵庫で冷やしておけば、暑い夏には喉ごしがひんやりとしたスイーツを、自宅でいつでも楽しめます。
ジェラートの冷たさをより味わうには、アルミ製や銅製など熱伝導率のよい素材で作られたスプーンをぜひ使ってみてください。すくった部分だけが口の中でとろけるように溶けだし、食感を存分に味わえますよ。
ナトリウムを含んだ甘酒は、熱中症対策にも良いそうです。さらに甘酒もジェラートも栄養価が高い食べ物なので、夏の暑い時期に食欲がわかないときでもおすすめです。