
見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第36回目は、スクエア型がスタイリッシュなチョコレートです。
3層が美しいキューブ型のチョコレート
BRANCHÉ CHOCOLATは、1日に8席しか予約が取れない限定レストラン「unis」の薬師神陸シェフが手掛ける高級スイーツブランド。
そのBRANCHÉ CHOCOLATが作る「カレ・オ・ショコラ」は、風味、食感、素材、デザインなどにこだわった新感覚のスイーツのシリーズです。今回ご紹介する「至極のカレ・オ・ショコラ」は、そのカレ・オ・ショコラシリーズの第三段として今年2021年1月に発売されました。

シックな焦茶色一色の箱を開けると、現れるのはキューブ型のチョコレート。外を包むホワイトチョコレートには、厚さ1mmほどのキラキラとしたパール上のホワイトチョコレートがコーディングされています。箱から出して眺めているだけでも、煌びやかなチョコレートは気分を上げてくれます。

ホワイトチョコレートの中は3層になっています。上層部はミルクの風味が溢れるホワイトガナッシュ、そしてまろやかな甘みのミルクチョコレート、最後にブラウニーがしっとりとした食感を加えています。

繊細なホワイトチョコレートと、ミルクチョコレートに柔らかなブラウニー。口の中で3層が溶け合うと、至極の時間を味わえます。
カレ・オ・ショコラは、素材にもこだわって作られています。
基本の材料となるミルクには、北海道十勝にある「あすなろファーミング」の牛乳を使用。あすなろファーミングは、農薬や化学肥料を一切使わない農業を手掛けていて、この「至極のカレ・オ・ショコラ」に使われているグラスフェッド牛乳は、濃厚なコクと風味が特徴です。

ミルクガナッシュには、通常生クリームが使われるそうですが、牛乳を使うことでさらりとした口どけが堪能できます。3層の真ん中にあるミルクチョコレートは、上質なフランス産のチョコレートが使われています。
喜び・驚き・高揚感…… 特別な日にぴったりのスイーツ
四角いパッケージと一体化したようなデザインですが、皿に盛り付けるのならカッティングボードに乗せてみるのもお薦めです。カッティングボードなら、キレイな断面を見ながらボードの上でカットもできます。

カレ・オ・ショコラはホワイトチョコレートの味がしっかりと感じられるので、苦みのあるコーヒーにもよく合います。もちろん、まろやかな牛乳と合わせて食べるのもお薦めです。
上質な味わい、美しいスクエアとその断面。見て楽しむ喜びもあり、箱を開けた瞬間に豊かな気分になれる時間が始まります。特別な日にぜひ味わってみてください。