
見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第38回目は、シンプルなロゴとかぼちゃのデザインのパッケージの中に、スティックタイプのチーズケーキが入った一品です。
貴重な品種をたっぷり使った贅沢なかぼちゃスイーツ
真っ白なボックスにおしゃれな男女の絵が描かれた箱の中には、「CHEESECAKE」の文字と、かぼちゃのデザイン。ワクワクしながら箱を開けると、中にはスティックタイプの「栗マロンかぼちゃのチーズケーキ」が入っています。
この商品を作るZuccaは、栗やマロンかぼちゃを長年扱ってきたかぼちゃ専門店。あまり聞き馴染みのない「栗マロンかぼちゃ」は、かぼちゃの種を交配して作られた特殊な品種です。

収穫数が少なく、栽培自体も難しいため、手間がかかる“農家泣かせの品種”と呼ばれているそう。上手く育て上げれば、他のかぼちゃにはない上品な甘みや、栗のようなホクホクとした食感が味わえます。

栗マロンかぼちゃのチーズケーキには、北海道栗山町産の選び抜かれた栗マロンかぼちゃがたっぷり使われています。かぼちゃの使用量は、なんと全体の40%。一口食べると、栗マロンかぼちゃならではの、自然な甘さと濃厚なコクが堪能できます。
約1ヶ月熟成させた栗マロンかぼちゃを、90~95℃で蒸し上げ、無加水、無加糖でペースト化した無添加のものだけをケーキに使用しています。柔らかいのにコクがあるのは、この丁寧な工程によるものでしょう。
生クリームやミルクで、より一層かぼちゃの風味を堪能
珍しいスティックタイプのチーズケーキは、手を汚さず食べることができます。お皿や、ナイフを用意する手間がないので、ちょっとした差し入れとしても最適です。

そのまま食べてもよいですが、皿に盛り付けて生クリームを添えればより味に深みが増します。生クリームよりも酸味が強いサワークリームならば、さっぱりとした食感になり相性も良いですよ。
栗マロンかぼちゃのチーズケーキに飲み物を合わせるのなら、かぼちゃのスープを飲んでいるようなイメージで、牛乳を合わせて飲むのもお薦めです。牛乳のコクと、ペーストされたかぼちゃの旨みがよく合います。
この季節ならではの、夜の晩酌にも手軽なスティックタイプのケーキはお薦めです。かぼちゃの甘みとも合う軽めの赤ワインなら、少し肌寒くなってきた季節には、ホットワインにして、ほっこりとした味のケーキとあわせてみてください。
秋はまさにかぼちゃが旬の季節。かぼちゃの美味しさがギュッと詰まったチーズケーキは、見た目だけではなく、食べ方もスマートにできるニュータイプのスイーツです。
