
見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第40回目は、一つ一つに可愛らしさと美味しさが詰まったチーズケーキです。
創業者の母のレシピが人気のニューヨークチーズケーキに
パパジョンズは、京都にあるチーズケーキ専門店。オーナーであるチャールズローシェさんが、1985年にレストランでチーズケーキをデザートとして出したのが、誕生のきっかけでした。
京都で初めて紹介されたニューヨークチーズケーキの美味しさは、すぐに口コミで広がり、チャールズさんは1990年にパパジョンズカフェをオープンします。
パパジョンズカフェでは、チャールズさんのお母さんのレシピを基に、本格的なニューヨークチーズケーキが作られています。
チーズケーキの美味しさといえばなんといっても、チーズのまろやかさ。クリームチーズの風味を損なわずに、よりクリーミーに仕上げることができるように細心の注意が払われています。
パパジョンズのチーズケーキは、材料を混ぜるタイミングや、気候や、季節の違いなどの微妙な温度差を考慮しながら、生地の微調整をし、丁寧に焼き上げられた逸品なのです。
今回紹介する「cocono 箱庭」は、パパジョンズのチーズケーキが様々なテイストで味わえるバラエティボックス。小さなケースに入ったチーズケーキをデコレーションしていて、まさに箱庭の言葉のふさわしい、小さなチーズケーキが作り出すパラダイスです。

チョコに紅茶に抹茶。大人から子どもまで満足できるセット
箱庭は、パパジョンズと京都のテキスタイルブランドのSOU・SOUとのコラボ商品。一つ一つ違ったフレーバーのチーズケーキが9種類、1個ずつ入っています。
チョコレートを使ったものはバレンタインにもぴったり。そこにフルーツを使った彩りの美しいものが入ることで、全体的に美しいテキスタイルのような一箱になっています。同じ味が二つとないのも魅力の一つです。

さっぱりとしたミントムースとチョコレートがあう「チョコ・ミント」に、チョコレートチーズケーキに甘酸っぱいラズベリーソースが掛った「チョコ・ラズベリー」。「チョコ・アマレット」はチョコチーズケーキと、チョコムースのダブルチョコが味わえます。カルーアのコクのある甘みが楽しめる「カルーア・カプチーノ」は、甘いものが苦手な人でも美味しく食べられるでしょう。
さらに、風味豊かなアールグレー茶葉とオレンジムースが絶妙な「オレンジと紅茶」、ニューヨークチーズケーキの上にトッピングされた苺が香ばしい「いちご畑」は見た目も華やか。「りんごと紅茶」はドットが可愛らしく、和風チーズケーキの「くり抹茶」には抹茶と栗がトッピングされています。ブルーベリームースがたっぷりと乗せられた「ブルーベリー園」は甘味と酸味のちょうどよいバランスが楽しめます。
一つ一つ蓋付きのケースに入っているので、好きな時に必要な分だけ食べることができます。切り分ける必要もないため、ちょっとした差し入れとしても重宝します。
自分へのご褒美としても、みんなで分け合っても、両方楽しめますね。寒い季節に、ちょっとした贅沢なスイーツはいかがですか。