あまじょっぱさがたまらない!あんこをお煎餅で挟んだあんこ天米!/【連載】達人おすすめのお取り寄せ

あんこ天米 富士見堂
スイーツなかのさん
(スイーツ芸人)
早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、テレビ番組に多数出演。行政と取り組み監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動中。

よろスィーツ!スイーツ芸人のスイーツなかのです。

今回は、お煎餅をご紹介するのですが、その歴史を遡ると、現在のような薄く丸い形になって普及したのは、江戸時代になってからのようです。起源を調べると、中国から空海が持ち込んだ、千利休の弟子が作ったなど、諸説もさまざま。

ただ、お煎餅と言っても、色んな種類がありますよね。バリバリッと歯応えがあるものから、ぬれ煎餅のように柔らかいもの。醤油や塩味などのしょっぱい味から、ザラメのついた甘い味など、ちょっと思い浮かべるだけでも、ほんとにたくさん!

皆さんはどんなお煎餅が好きでしょうか? ぼくは子どもの頃から、あまじょっぱいお煎餅をよく食べていて、好きそうな味を見つけると、今でもよく買っています。

その中で、最近ハマってよく食べているのが、「あんこ天米」。手がけるのは、東京・葛飾区青戸に本店をかまえる、富士見堂さん。創業70年以上の歴史を持つ、下町の老舗お煎餅屋さんです。

「あんこ天米」は、お店で販売している「天米」というお煎餅を、あんこの甘さを引き立たせるために塩味でシンプルに仕上げ、あんこを挟んだもの。天米の塩気とあんこの甘みの組み合わせが、とにかくたまらないのですが、なによりもお煎餅の美味しさに驚きます。

天米の大きな特徴は、名前にも米とついてるように、原料となるお米本来の美味しさを味わえるところ。北海道産の特別栽培うるち米を使っていて、素材の持ち味を生かしたつくりです。

表面は、ぼこぼこと立体感のある焼き目になっていますが、食べるとお米の粒が残っているとわかります。ザクッとした食感も香ばしく、口の中でお米の風味がひろがり、とっても心地良い。

挟むあんこは、北海道産の小豆を使った、さらし餡。口どけも良く、なめらかな餡が天米の生地と上品に馴染みます。甘さや量もちょうど良く、塩気のある生地と合わせたときのバランスがほんとに素晴らしい。一度食べたら、もうとまらないです。

あんこは乾燥餡なので、日持ちするのも嬉しいところ。お花のようなシルエットで、見た目も可愛く、贈り物にもぴったりです。

ナイスィーツ!

【編集部注】
人気商品のため、売り切れていることも多い商品です。詳しくは販売ページをご確認ください。

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あんこ天米 富士見堂

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スイーツなかのさん

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。 西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。