
(健康食品アナリスト)
「夏も近づく八十八夜~♪」という歌もあるように、立春から88日後の八十八夜(5月上旬)を過ぎたこの時期、お茶シーズンの到来です。少し汗ばむような陽気に、冷たいお茶を美味しく感じるようになったら、冷たいお茶スイーツの出番です!
今回ご紹介するのは、京都の老舗お茶屋さん中村藤吉本店の生茶ゼリイ。
ゼリーと言えば甘いものですが、この生茶ゼリイはゼリー自体には甘みがなく、お茶の風味をストレートに味わえます。この甘くないゼリーと一緒にカップに収められているのが、美味しい粒あんと白玉団子。ゼリーと粒あんをお好みのバランスで口に運べるので、とてもさっぱりした味からどっしりした甘さまで何通りもの味を楽しめ、あっという間にカップの底が見えてきてしまうのです。ボリュームのあるゼリーなのに、美味しくてどんどん進んでしまうから。
仕事柄、食品の裏書き(原材料)をじっくり観察してしまうのですが、生茶ゼリイの材料はとってもシンプル。香料や着色料を使わずにこれだけのお茶の色と風味を出すには、質の高いお茶をかなり贅沢に使わないとできません。さすがはお茶の老舗が作ったスイーツ。
生茶ゼリイには抹茶とほうじ茶があって、どちらも甲乙つけがたいので、最初におとりよせするなら両方を味わえるこのセットがおすすめです。私の好みで言えば、初夏は抹茶、真夏はほうじ茶が合いそう。お好みでバニラアイスをトッピングしても美味しそうです。
主な原料はお茶・小豆・白玉などといったシンプルなもので、使われている特定原材料は大豆由来成分のみ(アレルギーのある方は原材料表記をご確認ください)。これから暑くなってくると、食が細くなりがち。ひんやり、ぷるぷるとした食感は喜ばれそうですね。

![生茶ゼリイ詰合せ[抹茶・ほうじ茶]](https://marche.otoriyose.net/wp-content/uploads/2019/05/namachajelly.jpg)



![生茶ゼリイ詰合せ[抹茶・ほうじ茶]](https://marche.otoriyose.net/wp-content/uploads/2019/05/namachajelly-486x290.jpg)





![生茶ゼリイ詰合せ[抹茶・ほうじ茶]](https://marche.otoriyose.net/wp-content/uploads/2019/05/namachajelly-300x200.jpg)










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