金沢には、煎餅にショウガ砂糖を塗った銘菓「柴舟」があります。そんな柴舟を基に作られたのが、やわらかい生地でこし餡を包み、表面にショウガ砂糖を塗った「生しばふね」です。金沢にお店がある「清香室町(せいかむろまち)」のオリジナル品です。
茶色の生地に塗られたショウガ砂糖は、まるで白い雪が降り積もったようです。サクッとしたショウガ砂糖を口に含むと、さらりと口のなかで溶けていきます。ふんわりとやわらかい生地とサクッとした食感の対比も良く、あとを引く味わいです。甘さ控えめの生地とあっさりとした自家製餡に仕上がっているので、1個食べたあとについつい手が伸びてしまいますよ。
ショウガの風味が強くないため、子どもからお年寄りまで幅広い年代に好まれる饅頭です。金沢の風情を感じるお菓子は、自宅用はもちろん、手土産にもおすすめです。
封を開け中身を出すと、ふんわりと優しい印象のかわいらしいお菓子が現れ、口にするとほくほくと程よい甘さの皮とこし餡の相性が良く、とてもおいしくいただけました。上にかかっている生姜砂糖はカリッとしていて、後にほのかに生姜の風味が広がる上品な感じでした。生姜の香りのするお菓子が苦手な娘や主人も「おいし~い」と笑顔で食べていたので、生姜が主張し過ぎずちょうどいいのだと思います。(にこにこさん)
食べると、白い生姜砂糖がカリっとして、生姜の風味がほんのりします。生地はふんわりとやさしい甘味。中の餡は甘すぎず、とても上品。餡がぎっしりと詰まっていますが、重くないのでひとつ、ふたつと手が伸びそうです。ご年配の方にも喜ばれるのは間違いないですが、我が家の幼稚園児も「おいしい、おいしい」と喜んでいたので、幅広い世代に喜ばれると思います。(こねっぴぃさん)






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