関西で美味しいチーズ屋さんを探すならここ! 「フロマージュ ドゥ ミテス」(京都)/行くべき!美味しいチーズ専門店 vol.8

フロマージュ ドゥ ミテス ロゴ
小笠原由貴さん
チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰
旅行会社勤務を経て渡米。料理修行を通し、地産地消、オーガニック、素材を活かした料理を知る。帰国後、レストランやチーズ専門店で働いた後、パン教室をオープン。質の良い食材を求めて、お取り寄せするのはもちろん、国内外の生産者を実際に訪ねている。また、チーズセミナーの講師を務めたり、記事執筆を行う。スウェーデンMATEUS社の食器を販売する“La Table”も運営。

関西随一の品質と品揃えを誇るナチュラルチーズ専門店の「フロマージュ ドゥ ミテス」さん。京都市営地下鉄烏丸線 烏丸御池駅から徒歩10分弱のこの地にオープンして6年、その前の小さな店舗も合わせると10年ほど前から営業しているこだわりのチーズ専門店です。

フロマージュ ドゥ ミテス 店舗

味にこだわりが強い人が集まる京都で人気の専門店

フロマージュ ドゥ ミテスさんが店を構えるのは、料理屋さんや小さなパン屋さん、お菓子屋さん等が点在する住宅街。食にこだわる人やフランス人も多いエリアで、住民や飲食店のレベルの高い要求を満たしてきました。

フロマージュ ドゥ ミテス ショーケース 

ちなみに店名の「ミテス」は、オーナーの金剛丸由美(こんごうまるゆみ)さんがフランスに語学留学していた時のホストマザー、マリー・テレスさんのニックネーム。チーズが日常にある生活を体感させてくれた彼女に大きな影響を受け、チーズ専門店を開くきっかけとなった事から店名に付けたそうです。

作られている環境を現地で確認して選ばれたチーズの数々

ミテスさんで売られているのは、フランスを中心にイタリア、スイス、イギリス、スペイン等のチーズが100種類ほど。中でも注目したいのが、商品の半分以上を占めているフランス モンス社熟成のもの。

モンス社は有名なチーズ熟成士エルベ・モンスによるチーズの熟成会社ですが、そのチーズの美味しさから近年日本でも注目株。ミテスさんでは、そんなモンス社のチーズを早い段階から取り扱っており、“モンスと言えばミテスさん!”くらいの印象です。

ミテスさんがモンス社のチーズを取り扱い始めたのは、金剛丸さんがイタリアのチーズ祭りでエルベ・モンス本人と出会い、彼のチーズに感銘を受けた事がきっかけ。それ以来、彼女はチーズをただ単に輸入するだけではなく、モンス社の人と一緒にチーズ生産者を実際に尋ね、チーズ作りの環境を確認しています。

美味しいチーズを作っている生産者さんというのは、皆さん動物を大切にし、餌や環境に気を配り、愛情をたっぷり注いでいるそう。ストレスのない動物のミルクは質が良く、その質の良いミルクを大切に扱った結果美味しいチーズが出来上がるので、チーズ作りの環境を知ることはとても大事なのだそうです。

フロマージュ ドゥ ミテス 丸チーズ

そうやって環境を確認してチーズを選ぶうちに、金剛丸さん、なんとお店に置いている殆どのチーズを見れば作っている人の顔が浮かぶように。なるほど、品質の高さにも納得です。

そんな質の高いチーズを仕入れているので、店舗に入荷してからもそのお世話に余念がありません。毎日チーズの顔色をうかがい、その状態に合わせて紙をかけたり木箱に入れたり……と、まるで子育てするかの様に、こまめに愛情かけてお手入れをしています。美味しいチーズを美味しい状態に保つ手間を厭わない。それもミテスさんのチーズが美味しい理由です。

フロマージュ ドゥ ミテス 三角チーズ

チーズ初心者にもおすすめのイベントも開催中

普段の生活にぜひチーズを取り入れてもらいたいというフロマージュ ドゥ ミテスさんでは、チーズ料理を提案したり、使い方の相談にも応じてくれるそう。

また月に一度、20種類ほどのチーズを取り揃えた食べ比べ会も開催しているので、まずはそんなイベントに足を運んでみるのもおすすめです。食べ比べる事で熟成違いや季節違いの楽しさ、美味しさまでも知る事ができます。どれを買ってよいのか分からないとか、いつも同じチーズばかりで冒険できないという方にも、味を知り、チーズ選びの幅を広げてくれる絶好の機会です。

フロマージュ ドゥ ミテス 状態を保つ

上質で美味しいチーズを関西で手に入れるなら、フロマージュ ドゥ ミテスさん! ぜひ一度行ってみて下さいね!

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フロマージュ ドゥ ミテス ロゴ

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小笠原由貴さん(チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰)

旅行会社勤務を経て渡米。料理修行を通し、地産地消、オーガニック、素材を活かした料理を知る。帰国後、レストランやチーズ専門店で働いた後、パン教室をオープン。Simple & Natural をモットーとするレシピに質の良い食材は欠かせず、美味しいものを求めて、お取り寄せするのはもちろん、国内外の生産者を実際に訪ねている。また、チーズセミナーの講師を務めたり、チーズについての記事を執筆。スウェーデンMATEUS社の食器を販売する“La Table”も運営。