
見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第22回目は、桜と富士山が描かれたパッケージが、縁起よさそうなカステラです。
レトロなパッケージと重厚な重さにワクワク感が高まる
新生活や、新入学など、新しい環境での生活が始まった人もちょっとひと段落。ようやくのんびりとした時間を過ごせるようになってきた人もいたのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、大阪にあるコッペパン専門店のコバトパン工場が手掛けた「珈琲牛乳カステラ」です。
レトロな色合いのパッケージには、富士山を始めとして、桜や新幹線、太陽の塔など懐かしい気分に浸れるシンボルが描かれています。箱の側面には、金箔でCOBATOの文字が高級感を出しています。一つ一つの書体も凝っていて、眺めているだけでも、胸がほっこりしてきます。
商品名以外、カステラは描かれていないので、贈り物として贈った場合には、「中身はなんだろう?」というパッケージを開けるワクワク感もありそうです。
カステラ専用の卵を使った、コクのある味わい
カステラは一般的に、卵と小麦粉、そして砂糖というシンプルな材料で作られています。それだけに、素材の良さが美味しさに繋がるといえます。
「珈琲牛乳カステラ」に使われている卵は、島原半島の契約養鶏場から仕入れられたもの。餌の配合にまで調整されている、カステラ専用の卵です。コクのある味と、つやのあるカステラの色合いは、この卵のおかげと言えます。
箱を開けると、ほんのりとした珈琲豆の風味が漂ってきます。口に含むと、ふんわりとした食感と、カステラ特有の優しい甘さに心が癒されます。甘いだけではないので、大人のお茶うけとしてもあいます。
ちょっとした苦みもあるので、生クリームをトッピングしてみてください。ウィンナ・コーヒーのような、芳醇な甘みを感じられます。
あらかじめカットしてあるので、ホームパーティーへのお持たせにも最適です。一人で一個ずつ食べていくというのも、贅沢な楽しみになりそうです。また賞味期限が約45日と長いので、常備しておいてもパンなどの代わりとして役立ちます。
昔懐かしさのあるカステラに、珈琲のフレーバーが加わったこの商品。ひと手間掛かったカステラの、ふんわりとした食感と卵のコクを、ぜひ味わってみてください。






















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