
(スイーツ芸人)
よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。そんな「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。第24回目は、フォアグラを使ったどら焼きをご紹介します。
“和む和菓子”を作りたい
日本のお菓子は、年々素晴らしい進化を遂げています。チーズケーキひとつとっても、ベイクドチーズケーキ、レアチーズケーキ、スフレチーズケーキと代表的なジャンルを挙げただけでも、ケーキ屋さんに行くと揃っているのは日本だけ。色んなお菓子を掛け合わせ、独自のお菓子文化を展開しているのは、日本ならでは。
和菓子も同じく、個人的には「洋菓子」と「和菓子」と分ける必要も無いんじゃないかと思うくらい、ここ数年はユニークな和菓子が誕生しています。
今回ご紹介する、なか又さんはそんな和洋折衷を代表するようなお菓子を作っています。
2018年、群馬県前橋市に誕生した和菓子ブランドで、新しい和菓子を提案し「和む和菓子」を作ることを心がけています。ただ食べて美味しいだけではなく、「えっ、なにこのお菓子!」「どんな味がするんだろう?」と気持ちをワクワクさせてくれるようなものばかり。
たとえば、「わぬき」というどら焼きは粒餡とレアチーズを掛け合わせたり、「ぷるしずく」というわらび餅は珈琲やアールグレイのフレーバーを作るなど、食べる前から胸を躍らせ、味も美味しいです。
特に「わぬきスーパーフォアグラチョコレート」は、一番サプライズ性が高いお菓子です。フォアグラを使ったお菓子とはいったいどんなお菓子なのか詳しくご紹介しますね。
どら焼きとフォアグラの意外で美味しい組み合わせ
「わぬきスーパーフォアグラチョコレート」は、一言で言うとフォアグラを使ったどら焼き! 今まで色んなお菓子を食べてきましたが、こんなお菓子は見たことありません(笑)。
こちらは、東京・池尻大橋にあるレストラン「L‘ATELIER de LIEN(ラトリエ・ドゥ・リアン)」とのコラボ商品。こちらのレストランではフォアグラ使ったアイススティックを扱っていて、このインスピレーションを和菓子と掛け合わせています。
種類は、苺味と抹茶味があります。構成は、わぬき(どら焼き)の生地で、各フレーバーのバタークリームとフォアグラのガナッシュ(チョコレートクリーム)を挟んでいます。解凍すると、フォアグラの風味をしっかりと感じ、食べる前から高級感を堪能。
食べてみると、バタークリームとフォアグラの相性の良さ、一体感を強く感じます。フォアグラの持つ濃厚さと、バタークリームの力強さは、どちらが主張強くなるわけではなく、お互いが掛け算になり味わいがひろがるバランスの良さ。
そして、フォアグラのもつ塩っけがバタークリームの甘さを引き立て、濃厚でありながら重さはなく最後まで楽しめる。生地のしっとりとした食感も、中のクリームとピタッと寄り添うようなつくりで、和のテイストにフォアグラが合わさった新しい味わいに驚きます!
手に持ってみると、小ぶりなサイズ感でとっても食べやすい! お酒が好きな方は、シャンパンやワインと合わせて、食後のデザートとして優雅に楽しんでみてもいいかも!ぜひ、お家時間を豪華に楽しんでみてはいかがでしょう。
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