探していた梅と塩だけのこの味。天保元年から続く老舗吉田屋の「こだわりの梅干 八代目」

こだわりの梅干 八代目(270g)

滝村雅晴さん
(パパ料理研究家)
「パパが料理をすることで、家族が幸せになる」世の中づくりのために、日本で唯一の「パパ料理研究家」として、料理教室、メディアでの連載・出演、一澤信三郎帆布コラボエプロン・子供用エプロン販売など、パパ料理の普及・啓蒙活動を行う。ブログ「ビストロパパ ~パパ料理のススメ~」は1600日以上連続更新中。

無くなる前に調達する食材に「梅干し」がある。毎朝和食派の私にとって欠かせない。昔から親しんでいるのは紫蘇の葉で真っ赤に染まった梅干し。京都の母からお裾分けをもらって食べていた。梅干しは、味の好みがわかれる。最近は甘いものも多く、その味に慣れ親しんだ人もいるけれど、酸っぱい、しょっぱい昔ながらの梅干しが好きだ。この味は、なかなか市販では見つけられなかった。

そこで出会ったのが「こだわりの梅干 八代目」。最高級の「南高梅」を、「赤穂の天塩」で漬けあげる作り方。だからこそ、厳選された素材や、長年の技術、ノウハウがとても必要になってくる。それもそのはず。八代目のネーミングは、製造責任者が創業から八代目なのだ。創業は天保元年の1830年。茨城県にお店を構えてから漬物一筋で商売を続けてこられたのが吉田屋さんだ。

「こだわりの梅干 八代目」の色は、薄い朱色であたたかい、本当に自然の色をしている。身も皮もとても柔らかい。だからこそとても丁寧に作られて、大切に扱われている。身が壊れないように丁寧に丁寧に手作業で詰められているのだ。

体調が悪い日にも、梅干しは必須。朝ごはんを、梅番茶ですますのだ。熱い番茶に「こだわりの梅干 八代目」を1つ入れ、梅干しを潰しながらお茶を飲む。血行をよくして老廃物を出して疲れをとる効果があるのだとか。

ちょうどいい酸味と塩味は、小学生の娘もお気に入り。食べて一言、「こっちのほうが好き」と。炊きたての玄米ごはんの上に、さり気なく果肉をのせた朝食や、春から始まる中学のお弁当のおにぎりに忍ばせるなど出番が増えそうだ。

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