「モチモチ派」?「サクっと派」? 食感を選べる和菓子

かさの家 梅ヶ枝餅 10ヶ入 オンワード・マルシェ
村上敦子さん
(食スタイル コーディネーター)
ここちよく集う食空間演出がしたくて、第一線で活躍するテーブルコーディネーターに3年間師事。イベント、パーティー演出、テーブルコーディネートスクール運営、IFFT国際家具見本市 特別展示ブース「家族が集う食の空間作り」の演出に参画。ホームパーティーをこよなく愛し、「人が集う」素晴らしさ、楽しさを食空間と美味しい食べ物を通して伝えたいと願っている。現在、日本の年中行事「室礼」にて食、歴史についても修得中。

「梅ヶ枝餅」と聞くと、梅の入っているお菓子かと連想しますが、もち米とうるち米をブレンドした生地に、ほどよい甘さのつぶあんを包み込み、香ばしく焼いてある和菓子です。

素材はすべて国産。生地のうるち米は、福岡産、もち米は佐賀県・福岡県・北海道。小豆は、北海道十勝川西農協産の小豆のみ、塩は天草産、砂糖も国内産と、気持ちが良いくらい不要なものが入っていないのが嬉しい。

もち米とうるち米の生地にあんが包まれていますが、昔ながらのあんころ餅みたいな懐かしさを感じます。

お取り寄せすると梅の絵柄に入った箱(10個入)に、冷凍の状態でひとつずつ個装されてきます。それをお好みに応じて解凍します。好きな時にひとつずつ取り出して食べられるのが嬉しい~。

大福のような「もちもち」とした食感を味わいたければ電子レンジで50秒。「サク」っとした感じがお好みならば電子レンジで30秒ほど温めてからその後、トースター。

そして一層、焼き餅にしたい場合は、トースターのみで10分。これだと香ばしさも加わります。どれも試してみましたが美味しい。その時の気分で変えてみるといいですね。

この和菓子は、福岡・大宰府名物。ちょっとした歴史が感じられます。学問の神として親しまれる菅原道真が平安時代、太宰府に左遷され罪人同様の生活を強いられていたそうです。

毎日の食事にも事欠くという暮らしぶりを見かねた近くの老婆(浄明尼)が、梅の枝に粟餅を巻き付けて菅公に差し入れたといわれているそう。

太宰府天満宮参道の門前町では、この故事にならい「梅ヶ枝餅(梅が枝餅)」が作られるようになり、「太宰府といえば、梅ヶ枝餅」と言われるほど名物土産となったそうです。和菓子を通して、その土地に思いを馳せてみるというのも粋だなと思います。

現地で楽しむのであれば、時期によって他に古代米入りやよもぎ入りなどもあるようです。

濃い緑茶の他、コーヒーにも合います。丁寧にお茶を入れてゆっくりと美味しいお菓子の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。手土産にも喜ばれるでしょう。

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ここちよく集う食空間演出がしたくて、第一線で活躍するテーブルコーディネーターに3年間師事。イベント、パーティー演出、テーブルコーディネートスクール運営、IFFT国際家具見本市 特別展示ブース「家族が集う食の空間作り」の演出に参画。ホームパーティーをこよなく愛し、「人が集う」素晴らしさ、楽しさを食空間と美味しい食べ物を通して伝えたいと願っている。現在、日本の年中行事「室礼」にて食、歴史についても修得中。