お取り寄せやおいしいものについての素朴な疑問に答え、おすすめのお取り寄せをご紹介する「おいしいもの質問箱」。今回は、特に赤ワインによく合うお供をお探しの方にオススメのお取り寄せです。
寒い夜に飲む赤ワインにぴったりのお供
寒い夜にぴったりなお酒と言えば赤ワイン。あたたかい部屋で少し冷えた状態で飲んでもよいですし、ホットワインにして飲むのもいいですよね。そんなときに食べたくなる“お供”は、と聞かれたら、チーズを挙げる人も多いでしょう。
今回ご紹介する「槲(かしわ)」というチーズは、「中央酪農会議」が主宰した「第10回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で優秀賞を受賞したハードタイプのナチュラルチーズ。中央酪農会議と言えば、酪農関係の全国機関によって構成される組織ですから、プロも認める味と言えるでしょう。

1923年に北海道ではじまった新田牧場にあるチーズ工房で作られている「槲(かしわ)」。緑に囲まれた広大な牧場で育った牛からとれる、新鮮で良質な牛乳を原料にしています。
出来上がったチーズは4ヶ月以上熟成させます。その間、毎日職人の方々によって丁寧に磨かれることで旨みが増し、他のチーズとは違う芳醇な香りと、質の高い牛乳が使われていることがよく分かる味わい深い特有のコクが生まれます。この香りとコクが、赤ワインにぴったりなのです。
もちろん赤ワインのお供としてそのまま食べるのもオススメですし、サンドウィッチの具材に使ったり、すりおろして粉チーズにしてパスタやスープにふりかければちょっとしたアクセントになり、おいしさも増します。

加熱するのであれば、ピザやグラタンに使ってももちろんおいしいですが、切ってそのまま焼いて食べる「焼きチーズ」もおすすめ。焼くことでチーズそのものの濃厚な香りと牛乳の味わいがさらに楽しめますし、少し薄く切れば熱々でぱりぱりとした食感が楽しめて食欲をそそり、赤ワインとの相性もさらにアップ。
チーズと同じ仲間とも言える発酵食品の醤油との相性も抜群。焼きチーズに少し垂らして食べると、まろやかさが増しておいしいですよ。
季節によって味わいが変わるチーズ
牛乳は季節によって含まれる脂肪分が変化する(成分調整がされた牛乳は除く)ため、牛乳を主成分にした乳製品も、季節によって味に微妙な変化があります。同じチーズでも、季節ごとに食べてみるのも、またたのしいですよ。ぜひお試しくださいね。