
かな姐さん
温かい春の日差しに誘われて、お弁当を持ってピクニックにでも行きたいような季節になりましたね!おにぎりとから揚げの定番和風弁当も良いのですが、たまには趣向をかえておしゃれなサンドイッチのお弁当はいかがでしょうか。
1つ食べるだけで満足感の出るしっかりサンドといえば、やはりお肉と野菜の両方しっかり入っているボリュームサンドが好き!今回はちょっとおしゃれで特別感のある鴨肉をお取り寄せして、サンドイッチを作ってみました。
鴨肉と言えば……20年くらい前の話になるのですが、クリスマスの時期だったかちょっとカッコつけたかったのでしょうね、何の知識もないくせに自分で鴨の生肉を買ってきて調理してみたことがあるのです。
鴨肉のソテーを作りたかったのですが(脂身に格子目を入れてかっこよく焼き上げ、あとで切り分けてピンクの肉の断面を見せて盛り付ける予定)、焼き加減が全く分からなくて、中まで火が通っているのかもわからなくて、結局加熱しすぎてしまい、びっくりするほどカッチカチにしてしまったことがありました。
えーーーー!鴨って難しーーーーーい!
と思ったのと、その時食べた鴨肉があまりにも想像と違ってガシガシで美味しく無さ過ぎて(もちろん自分のせいです)、それでも家族は美味しいよと食べてくれたのですが(優しい……)、わたし的にはそれがトラウマとなってしまって、鴨肉とは外で食べるもの!と割り切ってしまうことになりました(笑)。
近所のスーパーには普段から鴨肉は置いていないのですが、年末年始のご馳走シーズンになるとお肉売り場でたまに見かけるのですよね……もう二度と買わない……と心の中で思いながら通り過ぎていますが。
そんなわたしに!今回送って頂いたのが、おうち DE ア・ラ・カルトの「低温調理で鴨ロース(単品)」。もう既に加熱調理済みの鴨肉なのです!

こちらのお肉は、すでに低温真空調理された状態で届くので、おうちでは難しい加熱調理は一切不要なのです。使う日の前の日に冷凍庫から冷蔵庫に入れてゆっくり解凍するだけで、しっとりとジューシーな鴨肉の美味しさを楽しむことができるそう!
また、鴨肉本来の味と食感を損ねないようにするため、発色剤などの添加物は不使用なのも嬉しいポイントですよね。
早速1日かけて冷蔵庫解凍させて、切り分けてみますと……
なんっとしっとり!やわらか……そして鴨肉本来の野趣あふれる香りと、フォアグラのような香りもほのかにしますので、これはくせのある肉好きにはたまりません!!!!!!
1枚お味見で食べてみますと、ほんのりとした塩味でまさに肉の味を生かすお味付け。これなら、洋風でも和風でも、どんなソースにもどんなスパイスにも合わせられそうです!
というわけで、これを使った美味しいバゲットサンドの作り方です。
「鴨肉とキャロットラペのバゲットサンド」のレシピ
■材料(2本分)
・美味しいバゲット 1本
・低温調理鴨ロース 1/2枚
・クリームチーズ 4個(またはカマンベールチーズなど)
・オレンジ(不知火を使用しました)1個
・ルッコラ 適量(クレソンでもよいです)
・ディジョンマスタード 適量
・ブラックペパー たっぷり
・人参 1/2本
A
・塩 小さじ1/4
・はちみつ 小さじ1
・レモン汁 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
■作り方
1. バゲットは半分の長さに切り、横に切れ目を入れてディジョンマスタードを塗る。

2. 人参は千切りにし、Aを混ぜてラップしてしんなりさせておく。

3. 鴨は袋から取り出し、ドリップをキッチンペーパーで押さえ、薄切りにする。

4. 1のバゲットに、2の人参、鴨肉、オレンジ、クリームチーズ、ルッコラを挟み、ブラックペパーを振りかける。

※鴨の香りが苦手な方はしっかりめにブラックペパーを効かせたり、マスタードなどをしっかり効かせたりするのがおすすめです。
※皮目だけ高温のフライパンでさっと焼いて、焼き色と香ばしい香りをつけて食べるのも美味しかったです!
美味しい鴨肉をおうちでお手軽に食べたいなと思われていらっしゃる方、ご家族をご馳走でもてなしてびっくりさせたい方、是非お試しください!