
かな姐さん
わたしは一応広島県出身なのですが(現在は兵庫県在住)、広島市内からはだいぶ遠い、岡山県との県境にある福山という町出身です。
ですので、「広島と言えば……?」と聞かれて日本全国の皆様が想像するベスト6「原爆ドーム・広島カープ・牡蠣・宮島・厳島神社・広島風お好み焼き」(←すべてわたしのイメージですが 笑)のいずれも、残念ながら子どもの頃は全く身近ではなかったのですが、高校生になるくらいからようやく自分の行動範囲も広がり、そういった広島県の有名どころにも遊びに行くようになりました。
特に宮島、厳島神社は福山からでも日帰り可能なちょうどよい距離にある観光地だったので、女友達ともしょっちゅう遊びに行きましたし、デートとしてもよく訪れたスポットです。
懐かしいもみじ饅頭に、焼き牡蠣!そんなわたしにとって思い出のある土地、宮島にある創業110周年目を迎える老舗の温泉旅館の錦水館さんが、このコロナ禍で旅に出かけられないお客様のためにとオンラインストアを立ち上げられたということ。今回は、こちらの名物だという「穴子めしセット」を送って頂きました!
宮島名物の蒸し焼きにした穴子(口の中でとろけるほど柔らかい!)と、お米自慢の錦水館さんで使用している広島県北部の安芸高田市で収穫された桑田米2合、それと秘伝のたれがセットになっています。
穴子は真空パックになって冷凍されているので、食べる日の前の晩に冷蔵庫へうつし、自然解凍させておきます。
お米は研いで炊飯器で炊き、レンジで温めた穴子をドーンとご飯に豪快にのせればそこはもう宮島!熱々をハフハフしながらかきこむのも美味しいのですが、今回はせっかくなので…… 上品に押し寿司にしてみました。
特別な型は無くても、おうちにあるプラ容器やお弁当箱などで出来ますので、お好きな型で是非どうぞ。見た目にも豪華ですし、冷めてもしっとりふわふわで美味しく、贅沢な気分を味わうことができました。
これからの季節ですと、お雛祭りの祝いのお席にもよさそうですし、春のお花見弁当にしても華やかでよさそう。何より穴子がほんっとにふわっふわでとろけるほどの柔らかさ!お箸で持ち上げると崩れてしまいそうになるほどです!そのやみつきになる美味しさにテンションが上がること間違いなし!
「穴子の押し寿司」のレシピ
■材料(4人分)
・穴子(2尾入り)×2
・秘伝のタレ 1本
・すし酢 適量
・桑田米 2合
・まいたけ 1パック
・実山椒の塩漬け あれば適量
■作り方
1. 米は研いで少し水分を控えめに炊き、市販のすし酢を2合分の分量混ぜ、すし飯を作る。

2. まいたけは手で細かく裂き、小鍋に入れて秘伝のタレを半量ほど注ぎ、中火で煮詰める。

3. 穴子は冷蔵庫で自然解凍させ、皿に乗せて軽くラップをかけ、600wの電子レンジで30秒ほど加熱する。

4. タッパーなどにラップを敷き、タッパーの大きさに合わせた穴子を並べて入れる。ここに酢飯を薄く敷き詰め、2のまいたけを広げて入れ、さらにその上に酢飯を広げる(穴子→酢飯→舞茸→酢飯の順に)。

5. 手でぎゅっと押し、5分ほどおいてなじませたらラップごとひっくり返して外す。食べやすく切り分けて皿に盛り、残しておいたタレをかけ、実山椒を乗せる。これを2回作る。

※最後、切り分けるときですが、ラップで覆ったまま切ると切りやすいです!
コロナ禍でなかなか出かけられない時期ではありますが、おうちでちょっと贅沢に広島へ旅した気分を味わってみてはいかがでしょうか~。そしてコロナが収束したら、是非また宮島にも遊びに行きたいなぁと思います!