
(スイーツ芸人)
よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。第34回目は、二種のチョコレートバスクチーズケーキをご紹介します。
バスクチーズケーキ専門店の新しい挑戦
2018年、東京・白金に誕生したバスクチーズケーキ専門店「GAZTA(ガスタ)」。
今でこそ、バスクチーズケーキブームの火付け役とも言われていますが、ぼくが開店当初に取材したときは、「バスクチーズケーキ」のことを人に話しても、まだまだ馴染みがなかったことが懐かしく思います。

今では、多くのお店がバスクチーズケーキを作るようになり、コンビニでも販売され、テレビや雑誌などメディアで特集されることも増えました。
ただ、このチーズケーキの原型、スペイン・サンセバスチャンの老舗バル「ラ・ヴィーニャ」のチーズケーキのレシピを、直々に伝授されたのはガスタが世界で初めて。

そのガスタから、新しいバスクチーズケーキの顔ぶれが登場。「バスクチーズケーキ 第二章」のはじまりです。
2種類のチョコレートバスクチーズケーキが新登場
ベイクドでも、スフレでも、レアチーズケーキでもない、全く新しい食感。コクがあって、旨味たっぷり、とろっとクリーミーなくちあたり。

ベースとなる味が、そもそもとっても美味しくてしょうがないですが、今回、チョコレート味が新たに登場。
本家「ラ・ヴィーニャ」のチーズケーキを継承し、今までの味わいを保ちつつ、また新しいバスクチーズケーキの魅力を発信しようと作り出されたのが、2種類のチョコレートバスクチーズケーキです。

ずっと食べていたい! ホワイトチョコレートのバスクチーズケーキ
一度口に入れたら、ずっと残っててほしいと思うくらい大好きな味。ホワイトチョコレートのやさしい甘さが加わり、クリーミーさもより強まった印象です。

コクの強いホワイトチョコレートとチーズがぶつかってしまいそうですが、どちらの魅力も生かしたつくりが素晴らしいのなんの。チーズケーキの中にも細かく刻んだホワイトチョコレートを混ぜていて、程よくとろけたところがまた最高!

クッキーのクランブルの食感もサクッと心地良く、ひと口ひと口を大切にしたくなる美味しさが待ってます。
まるでガトーショコラのようなバスクチーズケーキ
チーズケーキでありながら、ガトーショコラのような味わいが楽しめるのが、このショコラバージョン。外は香ばしく焼き上げ、中はとろっとしたくちあたり。チョコレートが強すぎることもなく、チーズの風味がしっかりと伝わる、絶妙なバランスが本当に凄い。

ガナッシュ(チョコレートクリーム)を生地に合わせ、何度も試作を重ねながら、いまのかたちに。ほんのりと塩を効かせたチョコレートクランブルもいれて、ホワイトチョコレートと同様に食感も意識したつくり。

チーズケーキ好きにも、チョコレート好きにも、ぜったい食べてほしい。
美味しさを彩る3種類のトッピングが付属
そのまま食べても美味しいけど、トッピングにもこだわってるのが、美味しさに気遣うガスタの素晴らしいところ。「メープルシロップ」「バスクの塩」「キャラメルソース」の3種類が入ってます。

定番のバスクチーズケーキを食べた時にも、このトッピングは試していましたが、チョコレートバスクチーズケーキといっしょに食べると、味わいの変化がまた面白かったです。
ホワイトチョコレートバスクチーズケーキにおすすめのトッピングは「キャラメルソース」。

クリーミーな甘さとコクにキャラメルの甘みがとっても相性いい。ガスタのキャラメルソースには胡椒も入っているので、程よいピリッとした味わいも甘さの中にいいアクセント!
チョコレートバスクチーズケーキにおすすめのトッピングは「バスクの塩」。

チョコレートとチーズの濃厚な味わいを、より立体的に楽しませてくれて、また新しい美味しさを引き出してくれます。塩の結晶も大きいので、旨味がより強まるのも最高でした。
そして、チョコレートバスクチーズケーキには、生クリームのトッピングもぜひ試してもらいたい。こちらもセットに入っている、無糖生クリームです。

オーストリア・ウィーン発祥のザッハトルテの食べ方をイメージして、濃厚な味わいを軽やかかつまろやかに演出。口に入れた時のチーズケーキとクリームの交わりは、格別のひと時。
チョコレートとバスクチーズケーキの新しい出会い。色んな楽しみ方を提案してくれるバスクチーズケーキをぜひお楽しみください。
ナイスィーツ!