
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
美味しさはもちろん、見た目やパッケージの美しさから、チョコレートやチョコスイーツをギフトとして選ぶ方はきっと多いと思います。この連載では、市川歩美がリコメンドする(推奨する)、ギフトにふさわしい“名作”チョコレートやチョコスイーツをご紹介します。
第一回目は、チョコレート愛好家なら知らぬ人はいないパリの老舗チョコレートブランド「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。1977年にパリに創業した、このチョコレート専門店のチョコレートアソートをご紹介します。
ラ・メゾン・デュ・ショコラそのものを体現した、大人のチョコレートアソート
ブティックに並ぶチョコレートの中で、名作はやはり一口サイズの「ボンボン・ドゥ・ショコラ」。メゾンの代表作がアソートされたチョコレートボックス「アタンション」は、ファンの間でも人気です。もちろん、初めて購入される方にもふさわしい存在。
「それまでパリで、主に子どものための甘くておいしいおやつ、と捉えられていたショコラを、大人にふさわしい芸術性の高いものに変えた。それがラ・メゾン・デュ・ショコラです」(ラ・メゾン・デュ・ショコラのシェフパティシエ・ショコラティエ ニコラ・クロワゾー氏)。
高級感溢れるチョコレート色のボックス。その中に入った宝石のようなショコラたちをひとつひとつご紹介します。
・カラカス(2粒)
ダークチョコレートのガナッシュ。複数のカカオブレンドした複雑な味わい。以前よりカカオ分を高くしながらも、ブレンドならではの美味しさを追求。
・キャラメロ
ミルクチョコレートとキャラメルのガナッシュ。きび糖を使ってキャラメル感をアップしています。
・トラビアータ
ラ・メゾン・デュ・ショコラが誇る伝統のプラリネ。アーモンドとヘーゼルナッツをキャラメリゼして作ります。砂糖を控えめにナッツ感を引き立てて。
・アビシニ
コーヒーのガナッシュ。現在はモカ・シダモ(エチオピア産)のコーヒーを使い、風味を最高に引き出す独自の方法で作られます。
・アコソンボ
ガーナ産カカオを使ったシングルオリジンのダークガナッシュ。スパイシーさをやさしく感じるのが特徴。
・アナスタジア
食感が楽しめるアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ。同じ伝統的なプラリネでも「トラビアータ」と異なるのは、こちらの方が食感をなめらかに仕上げています。
・サルバドール
メゾンの代表作ともいえるラズベリーのガナッシュです。アルデッシュ地方の「メケーレ」というラズベリーだけを使用。フルーツ感があり、酸味が少ない、ファンの多いショコラです。
・アンダルシア
レモンの香りのさわやかなガナッシュ。まろやかな酸味とやさしい甘さが特徴のマントン(フランス)のレモンを使用しています。
・グレンダンテル
薄焼きのクレープ入りのショコラです。サクサクっとした食感が心地よい人気ショコラです。
全てのショコラは、大人をターゲットにしているので、砂糖の量は創業当時から比較的少なめ。近年の健康志向にあわせて、同じレシピでも少しずつ、砂糖の量を控えているのも特徴です。
ラ・メゾン・デュ・ショコラは1998年に東京・青山にブティックがオープンして以来、現在日本に8店舗あります。
パリから来日していたニコラ・クロワゾーシェフ氏にお会いしたとき、シェフはこのコフレについてこう話してくれました。
「このコフレには、ラ・メゾン・デュ・ショコラの一番クラシックなチョコレートが入っています。これを避けて通れない。まさにラ・メゾン・デュ・ショコラのチョコレートは何か、が詰まっています」。






















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