納豆、佃煮、海苔、ふりかけ、梅干し、漬物、明太子、おかず味噌など、「ごはんのお供」にはたくさんの種類がありますが、その名前を聞くだけで、思わず唾を飲んでしまうごはんのお供に「キムチ」があります。唐辛子やにんにくなど、さまざまな薬味を使うことで生み出される深みのある辛味がたまりませんよね。今回はたくさんあるキムチの中から、ごはんはもちろん、お酒にも、そしてパンにも合うという万能感たっぷりの創作キムチをご紹介します。
専門店の本格珍味キムチ
チャンジャ、もずくキムチ、イカキムチ、イイダコキムチ、サーモンキムチ、チーズヤンニョム。これら6種類の創作キムチがセットになったのが、キムチ専門店、天平の「美味六彩」です。
高級感を漂わせる木箱を開けると、ちいさくてかわいいパッケージに入った6種類がぱっと目に入ってくるのですが、これが高級感とキムチらしからぬかわいさというギャップがあり、ちょっとしたサプライズ感を演出してくれます。

スケソウダラの胃袋を薬味に漬け込み、コリコリとした食感がたまらない珍味の「チャンジャ」。沖縄県産のもずくをたっぷりと使い、つるっとした喉越しとねばり気がやみつきになる「もずくキムチ」。塩辛風に漬けこんだイカをさらに薬味に漬け込み、イカの食感と旨みが食欲をそそる「イカキムチ」。イカキムチとはまた違った味わいで、プリプリした歯ごたえがたのしめる「イイダコキムチ」。ごろごろ入った生のサーモンの甘みと脂でまろやかになった辛味が大人気、連日完売の「サーモンキムチ」。薬味とクリームチーズを絶妙な割合でブレンドした調味料キムチ「チーズヤンニョム」。

天然素材のだし汁や唐辛子、にんにく、生姜、そして極上のアミエビを使った特製のヤンニョム(薬味)で、それぞれの素材を漬け込んだキムチはすべて個性のある味わいで、いろいろな食べ方ができるのですが、まずはやはりごはんと一緒に食べることをおすすめします。きっと箸が止まらなくなりますよ。

これはクセになる!キムチ×チーズの不思議な味わい
そしてぜひ一度試してみてほしいのが「チーズヤンニョム」。
その名の通り、チーズと薬味をブレンドしたものです。そう聞くと「それって……?」と躊躇する方もいらしゃると思います。しかし実際に食べてみると唐辛子とチーズの相性はぴったり。特に天平のキムチは、キムチの液に漬け込んだ「キムチ風キムチ」ではなく、自然発酵(乳酸発酵)させた本物のキムチなので、同じ発酵食品でもあるチーズと合うのは不思議なことではないのかもしれません。
野菜やお肉につけたり、パスタソースに混ぜるなど、いろいろな食べ方がありますが、おすすめなのが軽くトーストしたパンに塗って食べること。

最初のひとくちは「こんなものかな……?」と思うのですが、キムチの辛味とチーズの濃厚な旨み、そしてパンの甘みの3つの味わいが口の中で一体になり、クセになる味わいに変わります。ぜひ一度試して、この意外性をたのしんでみてください。
珍味と言うと、食べる人を選ぶ傾向もややありますが、この6つのキムチは、珍味でありながらみんなに喜ばれる味わい。普段の食事はもちろん、ホームパーティのときに並べれば、味わいと話題のちょっとしたアクセウントにもなって、きっと盛り上がりますよ。