
(グルメサイト「追求!美食道」主宰)
「高岡ラムネ」との出会いは、友人のファッションブランド「de TiTi」インスタレーション。パーティ会場に整然と美しく並べられた小指の先ほどの小さなお干菓子をシャンパーニュに合わせてつまむ趣向で、あまりにおしゃれな演出に目がハート状態に。そして口に入れたひとかけらが、お干菓子とは違い「ラムネ」であることに気づいた瞬間の驚きといったら!
こんなラムネが世の中にあったとは……大げさでなく本当に感動したのです。お干菓子もそうですが、こういう小さくてすっと口どけるお菓子が私はとても好きで、ラムネはもう、昔からの大好物。飴より、チョコより、ラムネというくらいだったのですが、やっぱりラムネはあくまでもこどものおやつ。最近は見かけることも、わざわざ探して食べることもなく「郷愁の味」となっていました。
それがこんなに上品に、オトナが堂々と食べられるかたちで存在していたとは。富山の老舗和菓子店「大野屋」さんの商品とわかり、すぐに取り寄せようと思っていたところ、デパートでたまたま買うことができ改めて味わってみました。そしてこの春限定、いちご風味の「春けしき」を食べてみたくて、全種類を取り寄せたところです。
春けしきは季節ならではのふわっと甘いいちご風味とピンクの色あいが、とっても可愛いんです。和菓子用木型を使った本格的な意匠は、よく見ると、おひな様だったり鯉のぼりだったり、わらびやたけのこだったり、桜やいちごだったりと芸が細かい!
またこの春けしきに限らず、高岡ラムネには地元のコシヒカリの米粉や、国産の果物などが使われているのも嬉しいのです。素敵なパッケージに包まれていて、軽くてかさばらず日持ちもする500円のプチプラ! ちょっと人に差し上げるのにもピッタリです。
実はふるさと京都の有名和菓子店でも似たようなラムネを最近発見。喜びいさんで食べてみたところ、粒子が粗くて全く比べものにならずガッカリし、高岡ラムネの完成度の高さを実感したのです。
風味でいうと、一番好きなのは生姜がピリッときいた真っ白の「宝づくし」。でもどれもそれぞれ食べ比べて見ると楽しいですよ。願わくば……懐かしいあの「ソーダ味」の高岡ラムネが食べてみたい!いつかぜひ作っていただきたいものです。





















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