沖縄素材が芳醇に香る濃厚生チョコ!八重山の風土を感じて

生チョコレート S[黒糖]
市川歩美さん
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして数多くの番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は20年以上で、現在は雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどメディア向けのショコラコーディネーターとして活躍。オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。Chocolat Lover’s Netは2003年から続く日本で最も長く続いている人気ショコラ情報専門ブログ。

沖縄に久しく訪れていないなあ、旅行する時間がないけど心は沖縄だなあ、などと思いが募るとき、私は銀座のわしたショップや、都内の沖縄料理店を訪れたりしますが、もうひとつするのはやっぱり、沖縄からのお取り寄せ。今日はぜひみなさんにおすすめしたい生チョコがありますから、ご紹介しますね。

「ロイズ石垣島」の黒糖の生チョコレート。ご存じでしたか? これ、おすすめなんですよ。ぜひみなさんに召しあがっていただきたいです。沖縄産の黒糖の濃厚さに、沖縄産のラム酒の味わいが芳醇。生クリームがなめらかにこの個性的な沖縄素材をまとめています。これから沖縄へご旅行される方は、石垣島に限らず、沖縄県内の空港やお土産物ショップでも販売されていますから、見つけて買ってみてください。486円(税込)というお値段もリーズナブル。

そもそも私は沖縄の黒糖が好きなのです。あれこれ食べ比べることがある位。サトウキビの搾り汁をそのまま煮沸凝縮したものですから、独特の香りやあのちょっとクセになりそうな苦味を持ちます。そして上質なラム酒は特別に香りがいいですね。ラム酒もご存じのとおり、原料はサトウキビ。

このチョコレートに使用されている「COR COR(コルコル)アグリコール」は、沖縄の南大東島で丁寧に生産されています。アグリコールというのはサトウキビの搾り汁を直接原料にして発酵させて作るため、味わいが格別。1本ずつ手で搾り集めたさとうきび汁を使うそうですよ。生チョコですからすうっとなめらかに口どけ、そして黒糖とラムの深い香りがお口に広がります。

そもそもなぜ北海道のチョコレートブランドである「ロイズ」が沖縄素材を使う「ロイズ石垣島」ブランドを作ったかというと、黒糖をはじめとする、沖縄の魅力ある食材と出会い、その世界をお菓子にして届けたいという想いがあったからだそうです。ですから、他にも「黒糖チョコレート」や「ポテトチップチョコレート[石垣の塩]」などなど、沖縄素材を使ったユニークなチョコレートが揃っています。お取り寄せされるときは色々とチェックしてみてください。また、実際に沖縄を訪れるという方も、現地で探してみて下さいね。

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大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。