とらやの餡とチョコレートがミックス♪濃厚な味わいがたまらない「あずきとカカオのフォンダン」【東京都】

あずきとカカオのフォンダン外観

「とらや」と言えば、和菓子の老舗。室町時代後期に京都で創業して以来、これまで数多くの和菓子を作り続けています。そのとらやの餡を使い、和洋にこだわらない新しい菓子などを提供しているのが「TORAYA CAFÉ(トラヤカフェ)」です。

コッペパンに餡を挟んだ「あんコッペ」や、あんペーストを使ったかき氷など、TORAYA CAFÉにはさまざまな商品がありますが、今回ご紹介するのは、とらやの餡とチョコレートを混ぜ合わせて作った「あずきとカカオのフォンダン」です。和菓子が好きな方、洋菓子が好きな方、どちらにもきっとよろこんでもらえるお菓子で、自分用はもちろん、ギフトにもぴったりの商品です。

あずきとカカオのフォンダンの側面

とらやの餡だからこそ実現できた味わい

「あずきとカカオのフォンダン」はTORAYA CAFÉオープン当初からの人気商品で、こしあんと小倉あん、そしてチョコレートを混ぜ、湯せん焼きで仕上げたお菓子です。アクセントにシナモンとポートワインが入っていて、大人の味わいに仕上げられています。

パッケージは、シックかつシンプルでありながら存在感があります。そんなに大きくはないものの、手に持つとずっしりとした重みにびっくりします。

あずきとカカオのフォンダンパッケージ

箱に入った袋から取り出すと、チョコの香りに混じってシナモンがふわっと香ります。

持ったときの重みだけでなく、見た目でもその濃厚さが伝わってくるのですが、切り分けようとナイフを入れると、そのナイフから思った以上に重い感覚が手に伝わってきて、またびっくり。

ひとくち食べると、餡とチョコレートのしっとり濃厚な味わい、そしてシナモンとポートワインの風味が口の中で広がります。小倉餡を使っているので小豆の皮の食感がちょっとしたアクセントにもなっています。

餡とチョコレートのバランスがちょうどよく、あまり味わったことのないおいしさなのは、長年に渡って作り続けられてきたとらやの餡があってこそでしょう。この餡を使っているからか、とても濃厚なのに、一般的なチョコレートケーキと比べても後味は意外とすっきりしています。

一切れでも食べごたえ十分なので、初めて食べるときは、ちょっと薄めかなと思うぐらいの厚さで切ってみてください。飲み物は、緑茶やコーヒーはもちろん、お酒がお好きな方はワインでも。常温でもおいしいですが、冷蔵庫で冷やして食べると味わいが変わります。

トッピングで広がるおいしさ

「あずきとカカオのフォンダン」はそのまま食べてもおいしいですが、クリームはもちろん、プレーンなヨーグルトやジャムをトッピングしてもおいしくなります。「あずきとカカオのフォンダン」が濃厚なので、少しさらっとしたタイプのものがおすすめです。

あずきとカカオのフォンダンのヨーグルト乗せ

特にイチゴの形が少し残っているジャムは、一度試して欲しいトッピングのひとつ。いちご大福に代表されるように、餡といちごの相性は抜群。トッピングすると色合いと見た目がかわいくなりますし、いちごの酸味がちょうど良いアクセントになって、とてもおいしいです。そのままお客様にお出ししてもよろこばれると思います。

おいしさはもちろん、餡とチョコレートの組み合わせはありそうでなかなかないのと、老舗のとらやが作っている和洋折衷のスイーツという話題性もあって、持ち寄り会などに持っていってもきっと盛り上がるでしょう。

あずきとカカオのフォンダン外観