ココア誕生190周年――アニバーサリー缶を楽しんで!

バンホーテン 190周年 アニバーサリー ピュアココア 1袋(200g)
市川歩美さん
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして数多くの番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は20年以上で、現在は雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどメディア向けのショコラコーディネーターとして活躍。オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。Chocolat Lover’s Net* は2003年から続く日本で最も長く続いている人気ショコラ情報専門ブログ。

私は昔からココア好きで、ここのところ、ほぼ毎朝ココアを飲んでいます。砂糖抜きのココアを自宅に常備。その日の気分に応じて甘さを調整、ミルクを加え、甘みは沖縄産の黒糖で補うのが私流です。

世界中でお馴染みのココアですが、実は1828年オランダ生まれ。バンホーテンの創始者、C.J.バンホーテンが製法を発明してから今年でちょうど190年。そのアニバーサリーを祝い、いま可愛らしい缶入りバンホーテンのココアが販売されているので、ご紹介しますね。

もちろん今キッチンにありますが、缶がカラフルで可愛いです。オランダの街並みが描かれ、チョコレート色の夜空に星がきらめき、ココアの誕生をお祝いしているかのよう。毎朝ココアをいれるのが楽しいですよ!

このココアは「純ココア」。どういうものかというと、原料のカカオマスから脂肪分(ココアバター)の一部を取り除いてパウダー状にしたものです。

ココアが発明されるまで、人々はローストしたカカオ豆を潰してペースト状にし、お湯に混ぜて飲んでいました。でもこの方法だとカカオの脂肪分が水と混ざりにくく、また、刺激のあるカカオの風味が残ります。この2つの問題を解消し、誰にでも作りやすく、飲みやすい、「ココアのパウダー化」に成功したことがバンホーテンの功績です。

カカオ100%。ミルクや砂糖を入れる量を自分で調整しながら、カカオが持つ健康成分をしっかりと摂れるのは大きな魅力。

私は夏はアイスココアにしますが、これからのシーズンは、熱々のホットココアが良いですね。カカオが持つ成分、テオブロミンの影響でしょうか、気持ちが落ち着き、心もほかほかになります。

この缶は200グラム入り。安定感があって蓋の開け閉めがしやすく、ココアもジッパー付きの袋に入っていて使いやすくてとても気に入っています。使い終わってもまた何らかの形でココアを入れるか、別の用途でぜひ使いたいです。

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大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「The Chocolate Journal」を主催。