
(スイーツ芸人)
よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。そんな「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。第15回目は、高級ミルクアイスをご紹介します。
銀座に誕生した高級アイスクリーム専門店
夏が近付いてきて、アイスのシーズン到来。暑い日に外へ出かけて食べるアイスも美味しいけれど、家でゆったり贅沢に食べるアイスもいいですよね。そして、こんなこと思ってる人も多いはず……
「お取り寄せするなら、絶対ハズしたくない!」
「家に招いたお客さんを、ちょっと驚かせたい!」
「自分のご褒美に、贅沢なアイスを食べたい!」
そんな皆さんのお気持ちを叶えるのが、「ポアール・デ・ロワ 銀座」の『極上プレミアムミルクアイス』です。

ポアールさんは、1969年に創業した老舗洋菓子店。大阪・帝塚山を本店に構え、関西を中心に展開されています。ポアールさんのお菓子は、芸能人の手土産にも使われたりするなど、幅広い人気を誇ります。
2018年、アイスクリーム専門店「ポアール・デ・ロワ 銀座」として東京・銀座へ関東初出店しました。長年お店の看板商品として人気を誇る、りんごのソルベ『ポンム』も登場。
ポアールさんでは、厳選された素材を無駄にすることなく、グラシエ(アイスクリーム職人)の手によって丁寧に作られたアイスがたくさん揃っています。お値段はリッチですが、食べた時の感動は凄いんです。どれも、ここぞとの手土産に使いたいものばかり!
多くのラインナップがある中、サプライズ感の強いアイスクリームが『極上プレミアムミルクアイス』です。通常の『極上ミルクアイス』もありますが、その上をいくプレミアム版!お値段、なんと1個1200円越え!果たして、いったいどんな味なのか、なぜその値段になるのか、詳しくご紹介しますね。
血統書付きのオンリーワンのミルク
『極上プレミアムミルクアイス』を語る上で、欠かせないのが北海道・天塩郡豊富町「みさわ牧場」。そう、このミルクアイスに使っているミルクの牛たちを育てている牧場です。ここは北海道のほぼ最北端に位置する場所。みさわ牧場さんは、約23万坪という広大な土地で、有機栽培で育った牧草を牛たちに食べさせ、ストレスを与えることなくのびのびと育てています。
驚きなのが、このミルクアイスに使う牛乳は、たくさんいる牛たちの中でもさらに健康で牛乳の成分バランスが良い牛を“一頭のみ”選んで搾乳しているのです。もう一度言います。“一頭のみ”ですよ!? その証拠に、「この牛から搾った牛乳を使っています」という血統書までアイスには付いているというから凄スィーツ! ちなみに、現在の牛の名前はスリックちゃん。

スリックちゃん以外の牛たちからの牛乳は一切ブレンドされていない、まさにオンリーワンのプレミアムミルク。そして、脂肪球を均一化していないノンホモミルクを使用しているため、生乳の成分をそのまま含み、牛乳本来の風味を生かしています。
気になるお味は、ミルクのやさしい甘さとクリーミーなコクがバランス良くあわさって、後味に牧場で食べるようなあのフレッシュなスッキリ感。角がない上質なまろやかさで、食べ進めれば進めるほどひろがっていく、心地よいくちあたりがナイスィーツ! スリックちゃんの大切な牛乳を、ポアールの職人さんが丁寧に作っているのが伝わりますね。まさに、極上のプレミアム感。
初めて『極上プレミアムミルクアイス』が発売されたのは、今から10年前のこと。どこにもないミルクアイスを作ろう、そんな気持ちから誕生したそう。たしかに、普通はここまで手間暇かけたアイスを作ろうという発想も浮かびませんよね。一貫した気持ちで向き合うことの情熱が伝わってきました。
以前は関西でも販売していましたが、現在店頭で購入できるのは東京・銀座店とオンラインストアのみ。銀座は海外の方も多いので、今後さらに多くの人に魅力が伝わっていきそう! お店にもぜひ遊びに行ってみてくださいね。店長さんに話しかけると、素敵なお話をたくさん聞かせてくれますよ!
ナイスィーツ!