
(日本茶インストラクター)
こんにちは! 日本茶インストラクターの伊藤尚哉です。飲むとほっこり、穏やかな気持ちになれるる日本茶の魅力をご紹介するこの連載。11回目のテーマは「手軽がうれしい! “粉末”タイプの日本茶」です。
茶葉のタイプの急須で淹れる日本茶は、淹れる温度や待ち時間、茶葉の量が違うと同じ茶葉でも味や香りが異なります。淹れることに慣れている方は淹れ方の違いによって変化する味わいを楽しむことができますが、普段お茶を淹れる習慣がない方にはなかなか難しいと思います。
そこで今回は、急須がなくてもおいしいお茶を手軽に楽しむことができる「粉末茶」をご紹介します。
急須がなくても手軽に楽しめる”粉末”タイプの日本茶
「粉末茶」は茶葉のタイプのお茶とは違い、急須いらず。お湯や水で溶かすだけでそのまま飲める粉末状のお茶です。
お湯や水に溶かして飲むだけでなく、アイスやヨーグルトにかけたり、牛乳で割ってラテにしたり、スコーンやケーキなどのお菓子作りの材料としても使えて、様々なシーンで活躍してくれます。
また、まるごと茶葉を挽いているお茶なので、急須で淹れるお茶では抽出されずお湯にも溶けない栄養成分もまるごと摂取することができます。
粉末茶を選ぶときの注意点
「粉茶・インスタントティー」など、“粉状”になっているタイプのお茶はいろいろあります。
今回ご紹介している「粉末茶」は、一般的な茶葉のタイプの煎茶を挽いて粉末状にしたお茶のことで、細かい茶葉をより集めた「粉茶」や、お茶の抽出液から作った「インスタントティー」とは違う種類のお茶になります。
間違えやすいポイントなので、商品パッケージを確認して「粉末茶」と書いてあるお茶を選びましょう。また、お茶専門店であれば店員さんに聞いてみることをおすすめします。
おすすめ! 京都お茶の流々亭の「粉末茶」
「粉末茶」でおすすめなのが、京都お茶の流々亭さんの「粉末茶」。わざわざ上級煎茶を贅沢に使用した粉末茶で、手軽さだけでなく上品な甘みもあり、おすすめです。






















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