
お取り寄せ生活研究家
ここ数年、バレンタインデーは「自分へのご褒美」のイメージが強くなっていますが、私も食べたいチョコレートを選びつつ……夫へチョコレートを選びにも力を入れました。
そして1か月後にやってくるホワイトデー。結婚して20年近くになりますが、私の好みを知り尽くしているであろう夫が今年は何をセレクトしてくれるのかわくわくする日です。きっと世の中の奥様たちも同じでしょう。
そんな妻のわくわくした気持ちに応えようと「今年はホワイトデーのスイーツ何にしようかな」とお考えの方に今年私がおすすめしたいのは、一緒に食べられる小さなケーキです。
心を癒やしてくれた、大阪の人気ケーキ屋さん
阪神淡路の震災後、家族で生まれ育った兵庫県芦屋市を離れ豊中市に引っ越したのですが、下の階の方が時々ポストイットをドアに張って街の情報を教えてくれていました。一目見て被災地からとわかる家具のない引っ越しを見て、何かと気にかけてくだったようです。知り合いもいなくて土地勘もない我が家をフォローしつづけてくれました。
その中で教えていただいたのが「ムッシュマキノ」さん。今でもムッシュマキノを目にすると母と散歩しながらお店に買いに行き、華やかで甘いケーキたちに癒されたことなどを思い出します。
代表の牧野眞一さんは、神戸の有名お菓子会社エーデルワイスに入社後、同社が展開するブランド「アンテノール」「ヴィタメール」などで実力を積まれた後、独立。「パティスリー・ムッシュマキノ」を設立されました。その後も数々の賞を受賞し、最近では新大阪駅で大人気のお土産を監修されたりと、活躍されています。
6つの感覚で楽しめる、かわいくてシェアしたくなるミニケーキ
「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触感、脳感」を大事にしているムッシュマキノですが、数々のスイーツの中でホワイトデーにおすすめしたいのは、6つの感覚で楽しめる5種類のスティックケーキ「ラ・セーヌ・ドゥ・パリ」です。
パリのセーヌ川に隣接している街のイメージで作られた5つのケーキは個性豊かです。常温で保存できるのに驚くほどしっとりしています。
中でも私のお気に入りは、シャンゼリゼ大通りにあるカフェのアフタヌーンティーをイメージしたアールグレイ。開けた途端香るアールグレイのスポンジケーキとシャリシャリしたヘーゼルナッツの組み合わせは、ミルクティーとの相性抜群です。
一方、チョコレートに目がない夫には、少し濃いチョコレートケーキにココナッツがよく合う、ココナッツショコラがお気に入りのようです。これはノートルダム寺院の歴史をイメージしているそうです。
他にも大人っぽい洋酒付けチェリーのスリーズや、砕いたマロングラッセがのったマロン、ホワイトチョコレートとピスタチオの組み合わせのピスターシュショコラは、優しい味わいです。
少しずついろんな味を食べたい女心を知り尽くしたスイーツコレクションだと思います。
ひとりでも食べやすいサイズですが、シェアするのにもちょうどよく「次はどれ食べる?」「これ美味しいね」と夫婦で楽しめば、ステキなホワイトデーになりそうですよ。
今年のホワイトデーは、いろんな味わいを二人で仲良く楽しめるムッシュマキノの「ラ・セーヌ・ドゥ・パリ」を贈ってみてはいかがでしょうか?






















取り寄せたい
贈りたい
おいしく食べたい
行ってみたい
食のプロ連載・特集一覧