
見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。第25回目は、パフェのように豪華な抹茶のアイスバーです。
パフェのトッピングをそのままアイスバーに
暑い季節に冷蔵庫にあると重宝するのがアイス。外から帰ってきた時や、風呂上がりのリラックスタイムに、ひんやりとした贅沢な気分を味わうのに最適なスイーツといえます。
今回ご紹介するのは、伊藤久右衛門の「抹茶パフェアイスバー」。伊藤久右衛門は、京都宇治に店舗を構える老舗茶屋。本店に併設された茶房で食べることができる期間限定のパフェをアイスバーにしたのが、この「抹茶パフェアイスバー」です。

気になるフレーバーは、全部で5種類。定番の「まっちゃ(抹茶パフェ)」をはじめとして、「いちご(いちご抹茶パフェ)」や、期間限定のパフェをモチーフにした「さくら(さくらパフェ)」と「とろぴかる(夏の抹茶パフェ)」、そして「もんぶらん(抹茶モンブランパフェ)」とバラエティ豊かなラインナップ。見た目にも鮮やかで、どれも食べてみたくなってしまいます。

宇治茶葉の豊かな味わいが、そのままアイスバーになった「まっちゃ」。粒あんのうえにトッピングされたみかんが、味にほどよい甘みを加えます。
「いちご」には、いちごや2種類のベリーが乗っています。果実の甘さと、抹茶の渋みがよくあいます。
「さくらパフェ」は、春限定のパフェ。アイスバーの上には、桜色の大福と、桜クリーム、塩漬けされた桜花がトッピングされています。一口ほおばると、ほんのりと桜の香りが感じられます。
「とろぴかる」という名前が付いた夏の抹茶パフェは、夏限定のパフェ。色鮮やかなパイナップルやマンゴーというようなトロピカルフルーツと、さっぱりとしたトロピカルソースが、抹茶の渋みによくあいます。
ごろんと大きな栗の甘露煮と渋皮栗が乗っている「もんぶらん」。チョコレートソースと、モンブランクリーム、抹茶アイスの渋みと甘さがうまくマッチングしています。栗は秋の味覚を感じさせてくれます。
パフェそのものをアイスに変身させた抹茶パフェアイスバー。どの味から食べるのかも迷ってしまいそうです。
手軽に食べられるパフェアイスバーは、大人向けスイーツ
棒アイスなので、そのままガブリと食べるのも暑い夏にはぴったりですが、パフェアイスバーを皿に盛りつけてみてください。そして、トッピングが落ちないように少しずつカットして食べてみてください。トッピングとソース、そして抹茶の味がアイスケーキのようで、贅沢な食感を楽しめます。

皿に並べておくだけで、華やかな抹茶パフェアイスバーは、暑い季節の贈り物や差し入れとしても喜ばれます。抹茶は、甘すぎないので大人向けの上質なアイスと言えます。
和スイーツの抹茶とパフェが合体したアイスバーは、手軽に食べることができるので、暑い季節に冷凍庫に常備しておけば、急な来客へのおもてなしにも、自分へのご褒美としても、最高の時間を過ごせます。