
お取り寄せ生活研究家
季節や贈る相手によって様々なお祝いシーンがありますよね。特に今は実際にお渡しするよりも、直接発送してもらうという方が多いのではないでしょうか? そんな時に気になるのが味はもちろんのこと、梱包や、賞味期限など。
今回ご紹介するのは、シーンを問わず相手を選ばない、いつでもどんな時でも使えるギフトスイーツ。もらって嬉しい、贈って安心のお気に入りパウンドケーキをご紹介します。
フランス語で「乙女」という意味を持つ京都のスイーツブランド
和菓子はもちろん、数々の銘菓や洋菓子までさまざまなスイーツが充実している京都。和素材と洋素材のコラボもさすが京都だなと思うことが多いのですが、その中のひとつを作っているのが、1988年、祇園祭宵山の日(7月16日)に創業した「京洋菓子司ジュヴァンセル」。
ジュヴァンセルとはフランス語で「乙女」という意味をもつそうです。企画から製造まで女性の感性を大事にしたお店で、カフェや生スイーツ、手土産に至るまで京都らしさを大事にしたスイーツを展開されています。

その中でも特にギフトにぴったりなのが、ジュヴァンセルの代表スイーツである「竹取物語」というパウンドケーキです。
ずっしり和栗がごろごろ。竹と和素材がテーマのパウンドケーキ
ジュヴァンセルといえば、地元京都の竹林を思い出されるような緑がテーマカラー。2000年の節目に生まれた「竹取物語」の包装紙や箱の色も、この「ジュヴァンセルカラー」で統一されていて、見た目にも爽やかです。

箱の中には竹の皮に包まれたパウンドケーキが入っていて、その見た目とずっしりとした重さに驚きます。
表面にぎっしりと乗せられた大きな和栗と黒豆、そしてゴマが目を引きます。使われている栗と黒豆は国産のもの、さらに形や糖度も見極められたものを使っているというこだわりです。
ナイフを入れてさらに驚くのが、どこを切っても中に大きな栗と黒豆がごろごろと入っていること。
マロンペーストの入った生地はとてもしっとりしていて、丁寧に甘露煮にされた栗と香りづけのラム酒の相性も抜群。和栗もマロングラッセのような洋酒漬けの印象ではなく、外側はしっとり中心部はほくほくしています。
どっしりした見た目と豪華さですが、食べるとその味はとても繊細。時々感じるかすかな柚子の味わいも爽やかです。
甘すぎず、珈琲にも日本茶にも合う、三位一体というか、どの味も主張しすぎずバランスがとれていて上品。今までたくさん美味しいパウンドケーキや和素材を使ったケーキを食べてきた方なら、なおさらそのバランスと上品さに気づくのではないかと思います。
また、出来上がったケーキを竹の皮で包んでいるのではなく、竹の皮に直接生地を流し込んで焼かれているそうです。「竹取物語」というネーミング通り、竹の中で生まれたスイーツですね。

常温で発送でき、美味しく食べられる期限も製造から20日ほどあるので、贈られた方もゆっくり長く楽しむことができます。季節を問わず、相手を選ばず、目上の方でもどなたにも喜んでもらえるギフトスイーツです。
しっかりギフト仕様になっていますが、同じく代表スイーツの抹茶のクグロフや、焼き菓子とのギフトセットもあり、予算やシーンに合わせて選べるのも安心ですね。ぜひ次のお祝いやギフトシーンには、「京洋菓子司ジュヴァンセル」の「竹取物語」をおすすめします。