
(スイーツプロデューサー)
この時期じわじわと注目を集めているのがレモンのスイーツ。爽やかな香りと甘酸っぱさは、梅雨のジメジメや蒸し暑さを吹き飛ばしてくれます。なかでも、私のオススメは塩レモンのスイーツ。甘じょっぱさがひと口食べると止まらなくなる無敵の組み合わせです!
美味しさだけではなく、見た目やシェアしたくなる焼菓子をご紹介するこの連載。第31回目は、リーポールの「ボトルクッキー 塩レモン」をご紹介します。
見て食べたら別世界!アジアを旅した気分になれるリーポールのスイーツ
結婚式場やレストランを運営しているプリオホールディングスが手がけるリーポールは、“Style Asia”をコンセプトにしたアジアンスイーツが楽しめるブランド。シンガポールを始めアジア各国のスイーツをアレンジした商品の数々は異国情緒漂い、見て食べるだけでプチトリップ気分が味わえます。

現在はオンラインショップでの販売を中心に展開していますが、2011年から2018年冬まで伊勢丹新宿店に出店していたので、リーポールをご存知の方も多いかもしれません。
看板商品は「パイナップルケーキ」や「フルーツポンチ」ですが、実は隠れた人気商品が今回ご紹介する「ボトルクッキー 塩レモン」。気軽さと特別感を兼ね備えたクッキーにはこだわりがギュッと詰まっていて、贈り物にも自分用にもおすすめです。
塩が味の決め手!甘じょっぱさがクセになるおいしさ

クッキーの直径は約7cmと大きめで、手にとると思わずにんまり頰が緩むほど! あえて厚みを薄くして卵白で作ることによって、サクサク軽く歯ざわりのいい食感に仕上げています。

細かく刻んだレモンの砂糖漬けが入ったクッキーは、塩が名脇役となって味の輪郭がはっきり! 爽やかなレモンの風味とバターの香りがグッと際立ち、甘さとしょっぱさがいい塩梅で同居する、やみつきになる味わい。

一度食べたら、あと一枚、もう一枚……と、無限に食べられるおいしさで、あっという間に瓶が空っぽに。見事な塩の加減に、食べたら誰もがハマること間違いなしです。
エキゾチックなアジアの楽園が描かれたパッケージ
包装紙、瓶、手提げ袋に至るまでブランドの世界観があふれた、デザイン性の高さも魅力です。

丁寧にラッピングされた包装紙には、色とりどりの植物やフルーツに動物たちが見え隠れし、まるで南国の楽園のよう!
紐を解くと、ぎっしりと瓶に詰められたクッキーが現れ、グッと気分が高まります。

カラフルな包装紙とは対照的に蓋と手提げ袋のイラストはモノトーンで、可愛いけれど甘すぎないデザインが相手の心をしっかり掴みます。食べ終わったあとの瓶は、小物入れなどいろんな用途にぜひ使ってみてくださいね。

まるでアジアを旅するような気分が楽しめるパッケージと、甘さの中に爽やかな風味が広がる“塩レモン”のクッキーで、今年の初夏を迎えてみてはいかがでしょうか。