
(食と暮らしを楽しむ!「美食手帖」主宰)
人気過ぎてようやく購入できた、「至福のひと時 大人のしゃけしゃけめんたい」。「サンクゼール」の和食材ブランド「久世福商店」のネットショップで、常に売り上げ上位をキープしているご飯のお供です。
期待感を募らせながら瓶のフタを開けると、やわらかいみりんの風味に包まれた鮭のにおいがフワリ。その香りをかいだ瞬間、「調味料が最小限に抑えてあって、素材の味がいきている」と思いました。
小さなスプーンで一匙すくって味見してみると、なるほど、商品名に込められた「至福のひと時」の意味を理解できました。
しっとりジューシーな食べ心地に、思わず「しあわせ」とつぶやきたくなりました。また、「大人の」というネーミング通り、しっかりと明太子らしさもありました。明太子の粒々感は主張し過ぎず、後から辛さがジワリと口の中に広がります。
魚があまり得意でない私は、脂がたっぷりのってる魚よりも淡泊な味の魚の方が、どちらかと言えば好みです。「大人のしゃけしゃけめんたい」は秋鮭を原料に使用しているので、うまみはしっかりあるけれど脂っぽさがなくさっぱりしているところが、とても食べやすく感じました。
国産の鮭を使用しているところや、化学調味料・着色料不使用なところもうれしいポイントです。
15年以上前になりますが、長野へ旅行したとき、小布施の道の駅で見つけたそばパスタとパスタソースが、サンクゼールとの初めての出合いです。世界モンドセレクションで金賞受賞と書かれていたので、興味を持って購入しました。
新食感のパスタは、しっかりとそばの香りがしました。そして何より、今まで食べていた市販のパスタソースとは一線を画す、まるで手作りのようなパスタソースに感動しました。それ以来サンクゼールは、私にとって信頼のおけるブランドになりました。
「大人のしゃけしゃけめんたい」は、白いご飯と組み合わせてこそ本領を発揮する商品だと思います。
刻みのりといりごまは、おいしさを引き立てる名脇役になるので、ぜひ用意してほしいアイテムです。刻みのりをかけると、磯の香りが引き立って海の香りが2倍に膨らみ、すりごまは香ばしさを添えてくれます。シソの葉やドライパセリも、彩りがよくおすすめです。
わが家の夫は、マヨネーズをかけて小口切りにした万能ねぎを散らして食べるのが、一番好きだそうです。お弁当のおかずに頭を悩ませることもしばしば。そんな時にきっと「あってよかった」と思える商品です。