
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
天然のピンク色のチョコレートが登場して話題になっています。その名も「ルビーチョコレート」。
このチョコレート、ピンクに色付けしてあるわけではないんですよ??
ある特定の種類のカカオ豆だけを使い、バリーカレボー社(世界最大のチョコレートメーカーです)が、着色料を使わず、ピンク色のチョコレートを作ることに成功、同社のベルギーチョコのブランドであるカレボー®から世界中で販売開始となったものです。
この「ルビーチョコレート」は「RB1」という商品名で、主に、パティシエやショコラティエ向け、つまり業務用に販売されていますが、1.5キログラムという手頃なサイズで、実は一般の方も購入することができるので、ここでご紹介したいと思います。
もういろいろなところでニュースにもなっていますから、ピンク色のチョコレート、一体どんな味がするのか、一度は味わってみたい、という方にもオススメです。
ご自宅でなら、パッケージを瓶などに変えて少しずつおやつにしても。特別な演出にしたいときは、小さな粒状のチョコレートをスプーンで少しとって、オシャレなグラスなどにのせてみるのも素敵かもしれません。
お菓子作りがお好きな方は、サイト上に「ルビーシャンパントリュフ」や「ルビータブレット」などのレシピが掲載されているので、すぐに試せます。むずかしく考えなくても、溶かしてお好きな型に入れ、ナッツやフルーツをトッピングするだけでもピンクが華やかで、可愛いチョコレートになります。
お味は甘酸っぱーい感じで、ちょっと不思議。ベリーを加えているわけでもないのに、甘酸っぱいベリーのようなフレッシュな酸味があります。
製造方法は公表されていませんが、原材料となるカカオ豆を選ぶ段階、発酵などの製造工程のあらゆるポイントで、このカラーと風味を実現するために13年をかけて開発されたプロセスがあるそう。
話題のチョコレートを楽しんでください!






















取り寄せたい
贈りたい
おいしく食べたい
行ってみたい
食のプロ連載・特集一覧