特別なカカオのチョコレートを高級ワインのように選んで!

MAYAN RED(マヤン レッド) ブノワ・ニアン
市川歩美さん
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして多数の番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は25年以上で、現在はチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターとして雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどで活躍。東洋経済オンライン執筆者、オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。チョコレート情報サイト「Chocolate Journal」を主催。

ベルギーに、すごいチョコレート職人がいるんです。

30歳までエンジニアだったのに、チョコレート職人になるという夢を叶えたくて、大きなチャレンジをして転身。カカオの産地へと自分で赴き、カカオを選び、カカオ豆からチョコレートにするまでのすべての段階を手がけてチョコレートを作る。そんなカカオに熱い職人が、ブノワ・ニアンです。

チョコレート愛好家や、ビーントゥーバー愛好家の間ではすでに有名人です。バレンタインシーズンに百貨店の催事会場に、彼のチョコレートが売られると、それをめがけて訪れるファンも多数。

そんなブノワ氏のチョコレートが、今年も日本で販売されることになり、バレンタインシーズンを待たずして、オンラインショップで代表的なチョコレートが買えると言うので、ぜひとも!おとりよせネットでお知らせします。

「マヤン レッド 73%」。このチョコレートが私のおすすめタブレットです。

ブノワ氏によるとこのチョコレートは、ホンジュラスの特定の農園で作られたカカオが使われています。

マヤ時代の遺跡近くに自生していたカカオの木を、ブノア氏の友人が農園として整備。農家の人々に価値を伝え、栽培のできる農園に整え、いまや400の農家がこの地独特のカカオ品種を守りながら育てているそう。

カカオの実が小ぶりで、収穫量が少ないためにどうしても価格は高くなるそうですが、マヤ時代から続くこのカカオの風味に感銘をうけて、ブノワ氏は定番として「マヤン レッド」を使ったチョコレートを作っています。

「マヤン レッド」とは、この農園で収穫されるカカオの総称です。由来は、マヤ時代のマヤン、レッドはカカオの実がまぶしいほどビビットな赤色だから。

チョコレートは、さすが、風味の良さに驚きます。ヘーゼルナッツ、レーズン、キャラメルやコーヒーのような、様々な香りが立ち昇りますから、ぜひ体験してみてください。赤や黄色のフルーツのような酸味、クリーミーさ、心地よい苦味もなめらかな口どけも魅力。

ひとつのチョコレートに一つの農園のカカオしか使わないのは「素材の味を混ぜるのではなく単一の素材を際立たせたいから」という、ブノワ氏の考えからです。

カカオ分は73%。一般の方が苦い、渋い、と感じないように、あくまでも美味しく味わえるようにと、カカオ分にも配慮があります。

カカオを心から愛する、ブノワ氏が選んだ、最高レベルのカカオを使ったビーントゥバーチョコレート。バレンタインシーズンに店頭で販売されると毎年人気なので、オンラインでゆっくりお買い物できるのはうれしいです。高級なワインを選ぶように、特別なチョコレートを選んでみてはいかがでしょう。

追記:それにしても、ブノワ氏とお話するたびに思うんですけど、カカオやチョコレートのお話をすると目がキラキラしてるんです! チョコレートやカカオにまつわるストーリーを聞きながら、いつも私はワクワクしています。

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大学卒業後民間放送局に入社、ディレクターとして数多くの番組を企画・制作。ショコラ愛好家歴は20年以上で、現在は雑誌、ラジオ、TV、情報サイトなどメディア向けのショコラコーディネーターとして活躍。オールアバウトのチョコレートガイドもつとめる。Chocolat Lover's Net* は2003年から続く日本で最も長く続いている人気ショコラ情報専門ブログ。